ここがしんどいよ -Love-tune CALL編-




Hey!Say!JUMPのRide With Meがとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?
しましたね。


じゃあLove-tuneのCALLがとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?
してないですね?
なので今からしますね。
というか、こっちが本命ですね!
とっとと行こう。






たまらんポイント①詞の解釈

歌詞の考察についてはとっても分かり易く、かつ彼らの背景とか諸々含めたすんばらしい分析と解説を他の方々が過去にして下さってるから割愛。


…と言いたいところなんだけれども。
ちょっと考察は少し後で。


初見した時はJr.のことなんかほとんど知らないような状態の頃で、ただただ彼らのパフォーマンス力の高さと勢いに圧倒されてた。


Jr.ってこんなにクオリティも技術もレベル高いの?最近腑抜け続きのデビュー組(どことは言わない)よりプロ意識高いじゃん!と慄いた。


でも歌詞を良く噛み砕いて見ると、こんな詞をデビュー前の彼らに歌わせるってキッツ!!って感想が先ず始めに出てきた。


そもそも今後Jr.がデビューする可能性は低いってニュアンスの事をジャニーさんが言ってた記事を読んだことがあるんだけど、もしもそれが本当ならあの歌詞はあまりにも酷だと思ってしまうのは私だけ?


例えば最初の掛け合いの歌詞。

I'd like to make it
結果でしょ?どうせ
空回るほど 何で?lose control
いつだってmake it better!!
そんなんで平気? 
shut up!!

いま自分たちが置かれている状況に対する焦燥感とか切迫感とかが凄く表現されているのがもう。
自問自答なのか言い合いなのか、必死にもがいてる様子が生々しい。


I don't wanna I don't wanna I don't wanna fuss
この目で全てを確かめたい

ここから少しずつ冷静に捉えて素直な感情を表に出してるのかな。
I don't wanna fuss  をそのままなら、"こんな些細な事で騒ぎ立てたくない"って訳せるけど、I don't wanna が続けて並んでるって相当だよね。建前で格好つけてるけど、本音は本気で嫌だ嫌だヤダ!!ってゴネてる様にも解釈できる。全然些細なことじゃないもんね。


Yes, I hate it and I'm scared
流れゆく時の中  埋もれてく様な My life

その通りだって認めたのは、嫌悪と恐怖かな。それもかなり強い。それが示すものは自分の人生そのもの?というよりかは、ここではJr.としての日々なのか。


まるでホラー(Hey!!)
like a walking dead(Hey!!)
Get up(Hey!!) Stand up(Hey!!)
生きるのさ(Hey!!)

ここまで意訳してきたけど、そんな日々(人生?)はそりゃホラーだよね。生殺し。歩く死人のようだって…よく例えたもんだ。気軽にヘイ!とか言えない(言ってた)。
でもここからだよね。起きろ!立て!生きろ!!って奮起するの。疾走感のあるサビに繋がってくの。もうありったけの力込めてヘイ!て言っていいかな。


限りあるこのSOUL乗せて 走れ 急げ
Let's party together now
抱えた Broken heart
一つになれば ほら Path to glory
Don't stop Don't stop
I hear the future call

限りあるって…恐らくだけど、デビューするまでへのリミットなのかな。年齢的なものか、熱意的なものか。彼ら自身が決めるのか、事務所の人間が決めるのか分かりっこない命って、ねぇ。だからまた焦燥感がやってきた。
でもこれまでと違うのは、同じ方向を向く仲間の存在が確かにあるってことだよね。
挫折とか悔しさとかは、皆が抱えているものだから、一緒に集まって補完し合おう、一つになって ” 栄光 ≒ デビュー? ” への道を拓こう。進め!止まるな!未来が待ってる声が聞こえるぞ!(超意訳)


Moving on & Moving on
アドレナリン Give me
進め 衝動が枯れる前に
I wanna get glory
そうさ like a ロシアンルーレット
託すようなもんさ 回せリボルバー

もう渇望しまくってるよね。
デビューしたいって言ってるもんね。(超意訳)
でもそれは運命に託すしかないって、よくこんな物騒なモノに例えたな。(褒めてる)
でもただ託すんじゃなくて、ちゃんと足掻いてるからね。回せ!って。形振り構わない感じが詞のスピード感を上げてる。


I believe it and I can do it
誰かと同じスピードじゃ
追いつけそうもない My dream

同じメロディーの所と対比させるなら、さっきの安井くんのパートは絶望って印象を与えるのに対し、萩ちゃんのこのパートは大丈夫!できる!って真逆に変わったんだよね。ゆっくり下降していく情景も、上へ上へと速度を増していく表現に180度変わって。


まるでそうさ(Hey!!)
like a time attak(Hey!!)
Ready(Hey!!) Get set(Hey!!)
突き抜けろ(Hey!)

time attak って何だろうって思ったら、比較的短距離の規定されたコースの周回タイムを競う行為のことを指すのね。
じゃあこれまでの解釈を踏まえると個人というよりかは他のJr.との競争と捉えていいのかな。直前の「誰か」も、グループ単位だとすれば腑に落ちる。
何となく、デビューできるかどうかは生き残り…イス取りゲームの様なのかなって勝手に思ってたんだけど、スピード勝負なのであれば納得。
準備できた?突き抜けろ!ってトップスピードに乗ったままサビに行くんだよ。やばくない?


限りあるこのSOUL乗せて 走れ 急げ
We can do it Let's get down
俺たちの明日を掴め 叫べ 歌え
Let's party together now
抱えた Broken heart
一つになれば ほら Path to glory
Don't stop Don't stop
I hear the future call
3 2 1 Let's go!!

1回目のサビと違うのが、
We can do it Let's get down
俺たちの明日を掴め 叫べ 歌え って部分なんだけど、
ようやく「俺ら」って複数人称が出でくるんだよね。
仲間がいるっぽいのは分かってたけど、最後の最後でハッキリ出してきたし、このメンバーで始めるぞ!行くぞ!っていう覚悟みたいな。しかも続く詞が胸にグッとくる。同じ詞でもヒートアップするよね。


Show me what you got Just do it!!
Bring it Now!!

コレ曲の冒頭にも繰り返し叫んでるんだよね。
見せてやるよ!やるしかないだろ!かかってこい!って。
出だしは威勢張ってる風にも取れるけど、最後の畳かけるところなんかは意味合いは全然違うし、寧ろ聞いてて爽快。ステージの一体感が最高に奮える。


サビの話に戻るけど、
I hear the future call の部分。
この呼んでるのはファンの声なのかな〜って思ったけど、未来ってとこが引っかかってだね。ひょっとしたら未来の彼ら?栄光を掴んだ彼らからの声?
だとすると、もしも今後Love-tuneがデビュー出来たとして、CALLを披露してくれた日にはエモーショナル過ぎて泣く自信しかない。

先に考察したJUMPのRWMもなんだけど、時を経てさらに味わい深くなる楽曲って素敵すぎる。
RWMのリリース当時は彼らのありのまま剥き出しの曲だって思ったけど、2016ver.としてお披露目された時もまさに今!等身大!って大興奮した。
CALLの歌詞に出でくる " glory " は今の彼らにとってのデビューに当たると思って解釈したけど、時が経てば新たな解釈が出来ると思うと…お願いだから、その時まで誰も欠けないで欲しい。






たまらんポイント②演出・演奏

Love-tuneの持ち味はやっぱりバンドもダンスもできる所なんだよね。
普通さ、バンドならバンド、ダンスならダンスって曲毎で専念するじゃない。
普通は。


でも!
そこは!
ポテンシャル高いLove-tuneさんですから!
やっちゃうの!
どっちも!!
武器が多いらぶさんカッコいい!!!


今までそんなグループありました!!?


バンドで始まったと思いきや中盤で全員のダンスパフォーマンスからのまたバンドですよ。
魅せ場だらけで本当ありがとうございます。


ステージ上の配置もね、まずドラムが中央にドーンと鎮座してるのが良い。しかも高台の上ですって。只でさえ、ドラムってステージから客席まで全部見渡せるのに加えてその位置が高いんですよ?そこに君臨するのが我らが萩谷慧悟ですって?
もう〜!みんな好きなやつ〜!!


ギターとベースはもとから可動域に制限がほぼ無いとして、キーボードの長妻くんがショルキーを手に入れたことによって6人が自由自在に動き回れるって?
ちょっと〜!プロ意識高すぎる〜!!


え!?
不動だと思ってたドラムも移動するの!!?


お披露目毎にパフォーマンスのクオリティー高めてくなんて、なんて子達なの!!!


特にね、2回目のサビからの演出が私もめちゃくちゃに好きなんですけど、もう目が離せない。
中心のドラムから客席に向かって一斉に散ったと思ったら左右にくるくる移動して最後にまたドラムを囲ってフィナーレって魅せるね〜〜!!






ほんと、こんなに感動を与えてくれる彼らが、早く栄光を掴めることを望まずにはいられない。


応援したいアイドルがいるって最高だね!