「アンナチュラル」やっぱり10話分のサブタイトル全部、最終回で残らず回収してた。




やっぱりだ。
もう好き通り越して怖い、野木亜紀子氏。

感想は一言、感情が忙しくて追いつかない。
めちゃくちゃ面白いドラマだった。

先ずもって、サブタイトル詮索大好きマンの私。
全部スッキリ解決しました。

全話のサブタイトル通して、伏線は3つ隠されてた。

ひとつは言葉通りの伏線、
糀谷夕希子の事件について。

ひとつは相反する伏線、
久部六郎について。

ひとつは最後に詰め込まれた伏線、
第10話について。

ちょっと興奮醒めやらぬで早く本題に入りたいので、前者ふたつは割愛。
とは言いつつ…やっぱり六郎は新たなスタートきれたね。彼は本当に逆を行くね。良かった。

今回の第10話の伏線について考察する前に、
くどいけどおさらい。

名前のない毒
死にたがりの手紙
予定外の証人
誰がために働く
死の報復
友達じゃない
殺人遊戯
遥かなる我が家
敵の姿
旅の終わり

これが、全話のサブタイトル。

これを先週、当てずっぽうで無理くり考えたのが、

名前のない毒 → 人なのか、事象なのか…嘘の鑑定書で有罪でっちあげること?
死にたがりの手紙 → ピンクのカバの絵?絵本?週刊誌の記事?それこそ鑑定書?
予定外の証人 →  容疑者高瀬の裁判
誰がために働く → 連続殺人の罪で裁くため検証を続けること
死の報復 → 中堂が一線越えるのか、それとも別の誰か?社会的な死とかもありえる?その報復?
友達じゃない → 六郎の裏切りがバレること?
殺人遊戯 → アルファベット、金魚のボール
遥かなる我が家 → ミコトたちが心寄せる場所…UDIラボの様に物理的なものじゃなくて精神的なもの?
敵の姿 → 真犯人は別にいる?
旅の終わり → UDIラボの崩壊?あんなに六郎を可愛がってた東海林が六郎の裏切りに泣いてる…つらい…

となります。
うーん、見ないと分からないことばっか。
ほとんど?マーク。

そして今日、第10話を見たらまぁスッキリ。

名前のない毒 → エチレングリコール
死にたがりの手紙 → 
糀谷父からの手紙
予定外の証人 → 高瀬の裁判
誰がために働く → 未来のため
死の報復 → 中堂が宍戸に / ミコトが高瀬に
友達じゃない → 六郎の裏切り
殺人遊戯 → アルファベット / 金魚のボール
遥かなる我が家 → UDIラボ / 三澄の家 / …墓?
敵の姿 → 不条理な死
旅の終わり → 糀谷夕希子の旅

こじ付け部分もあるけど、ほとんど最終回に出てきた。すごくない?

ダブルミーニングってこういうこと?
もはやダブル以上だし、倍じゃなくて二乗だよね。

どこまで考えて作品作ってるの、野木亜紀子氏。
怖い。好き。

ストーリー自体もとんでもなく面白かったけど、
石原さとみをはじめ役者陣も素晴らしかったけど、
米津玄師のLemonも心に沁みたけど、
こういう楽しみ方もできて、ちょうど良い言葉が見つからないくらい、最高のドラマだった。

感想は寝てから書こうかな。