ここがしんどいよ -JUMP RWM編-
Hey!Say!JUMPのRide With Me(以下:RWM)がとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?してないですね?
なので今からしますね。
関所だから。
とっとと行こう。
たまらんポイント①詞の解釈
歌詞の考察についてはとっても分かり易く、かつ時代への葛藤や諸々含めたすんばらしい分析と解説を他の方々が過去にして下さってるから割愛。
世間から揶揄されてきた世代ど真ん中の彼らにこの曲を歌って貰って、凄く励まされた同世代って多いんじゃない?
私やJUMPメンバー含め今25歳前後の人って、生まれてすぐバブルが弾けて、いつの間にか「ゆとり」と一括りにされて、気付けば失敗作扱いされていて、上からも下からもバッシングされる世代なんだよね。
特に社会人になってから、ゆとり世代って風当たりが本当に強いなって感じてて。どの年代にも誰かがやらかしてた些細なミスでさえ、個人や同期に留まらず上下2~3期まとめて「これだからゆとりは」って平気で烙印押されるからね、本当嫌になっちゃう。円周率は3じゃないし、お手て繋いでかけっこもしないよ。
でも大人の顔色を伺って生きてきて抵抗なんてできないから嫌味は笑って受け流すし、ちょっとやそっと傷付けても何も感じないくらい何度も心を殺してきたんだよね。
生まれてこのかた。
だからこそ歌詞が身に沁みるどころか傷に塩塗り込む勢いで痛い。曲自体が聴きやすいからサラッと流す分にはカッコいい曲だな~程度で聴けるんだけど、いざ歌詞を直視するとなると大量のエネルギーが要る。
そんなこと主張していいの!?か
強気過ぎじゃない!?
いい子で世間の望む通りにしないとまた叩かれるよ!?
何も出来ない癖に生意気だって言われちゃうよ!?
みたいな。ヒヤヒヤ。
でも同時に良くぞ言ってくれた!って思いも強くて。
今までの常識に嵌らなくてもいいんだ、自分たちの時代を切り拓いていってもいいんだ、って。
それまで雁字搦めにされてた見えない畏れとか枠から解放されて、この世代に生まれた私でも胸を張って生きることを許されたような、ある種の免罪符のようなものを感じています。
ここまでだと孤軍奮闘な感じがあるけど、なんせタイトルが「Ride With Me」だから。お手て繋いで一緒に高み目指したって良いじゃないか。むしろ、誰一人蹴落とすことなく見捨てることなくやってやろうじゃないか。悔しさ悲しさ怒り全部まとめてエネルギーに変えて新しい時代作ってやろうじゃないか。
最高にエモーショナル。
たまらんポイント②RWM発売当時
今さらながら、RWMってメンバー全員が成人してから初めてのシングルじゃないですか。
ちょうどその年2013年といえば、私にとってはJUMP沼まっしぐらになる黎明期なんだけれども、彼らにとってはアルバム出せなかったりアリーナ埋まらなかったり噂によるとマネジメントの派閥を直談判で異動させたりと、大なり小なりもどかしい切歯扼腕の年だっんじゃなかろうか。
そんな年の暮れにリリースされたこの曲は、そんな満身創痍な彼らを鼓舞しているようにも受け取れる。勝手な想像だけど。
歌詞もそうだけど、ダンスも当時これまでにない程に変化が見えた。9人という人数を活かして複雑なフォーメーション移動を次々とこなし、静と動の使い分けでメリハリがより表現されて、JUMP=ダンスの位置付けが出来たのはここからだと思う。あれから4年経とうとしてるけど未だに難しいダンスと評するメンバーもいるくらいの楽曲なのだ。
先日シングルのPVを一気に見たけど、やっぱりこの曲から急に大人っぽくなって、良い意味でギラギラしてて、熱があって、ちょっと背伸びしてて、Hey!Say!とんがってるJUMPって感じ。世間から受ける荒波に立ち向かう熱量と、スター街道に登っていくスピードが相まって、言葉にならない。
たまらんポイント③各現場の演出
誰が想像してたんだろう。
Ride With Me -2016-
だからそれを見た時の度肝の抜かれようったら。
話変わるけど、毎年セトリに入ってるRWM凄いね。
ビ◯ラ先輩はあんなにゲンナリしたのに。
裏を返せば、定期的に見ていても飽きないって凄い。他の曲も特効だったりダンスナンバーからファンサ曲に変更したりで演出は変えてるとはいえ、RWMほど演出の変化を付けてる楽曲って思い付かない。
特にsmartの無音ダンスは圧巻で、その当時は音声の故障?って思ったけど、ライトに照らされた彼らの動きがひどくゆっくりに見えるくらい、周りも目を見張って息飲んだ。呼吸すら許さないほどの無音。あんなの今までない。また白スーツって。映える。もう。
CARのカラフル衣装のRWMも良いけどね、やっぱりsmart最高!!って思ってた。
DEAR.見るまでは。
もうさ、何の曲始まった?って思うじゃん?
ずるいよ~、あんな演出ずるすぎるよ~。
ストリングスを効かせた音楽にダンスも前半大きくかえちゃって…もう本当考えた大人、大正解。
バイオリンとか体幹ダンスとかもう、大好物。
暗闇で見た白スーツの彼らはゆっくり見えたけど、この時の彼らは本当にゆっくり、でも獲物を捕らえるかの様に細部まで神経を研ぎ澄まして動いてた。
ライブもなんだけど、Mステのウルトラヒットメドレー、あれはJUMPに惚れ直した。
カメラワークも良かった。下からのアングルで舐めるように全員映していくとことか、肝のバイオリンダンスは上からくるくる回る様子がライブより分かるとことか、思いっきり引きから寄せたり逆をしたりで見所溢れるとことか、本当にカメラさんありがとう。髙木くんのネックレス外れちゃった一部始終も漏れなく追えました。
あとは鬼気迫るものがあった。皆手を抜かずに踊ってくれたことは勿論だけど、あの放送であえてメッセージ性の強いRWMを選んでくれたことに何かメンバーなりの、事務所なりの訴えがあったのかな。
2013年の時はちょっと背伸びして、強がってる様にも見えたのね。でもここ3年くらいの間にファンや仕事が倍増して、もう十分身の丈に合った楽曲にまで彼らが成長したなって感慨深くなった。逞しいな。
この歌詞の通り、新しい道を拓いて描いて進んできた未来は今まだ途中なのかもしれないけど、ひとつの楽曲を通して成果を魅せてくれるって、ほんと胸が熱くならない訳がない。
これからも、そんなHey!Say!JUMPを見続けて行きたいし、乗り遅れないように私も成長していかねば。
同世代に応援したいアイドルがいるって最高だね!
忘れてしまう前に
カタカナの「ヌ」が出てこない。
毎日会う人の名前が浮かばない。
何を買う予定だったのか思い出せない。
出てこない。浮かばない。思い出せない。
そんな事柄が増えた。
幼少の頃と比べると更に物忘れが増えた。
あの日決意したはずのあの熱い気持ち。今は出てこない。
あれもしたいこれになりたい。今は少ししか浮かばない。
あの時確かに目に焼き付けたはずの情景が思い出せない。
出てこない。浮かばない。思い出せない。
心がおおきく奮えたはずなのに。
きっとこれからもたくさん忘れていくんだろうな。
いま抱いてる色褪せて欲しくない感情も容赦なく忘れてしまうんだろうな。
と、センチメンタルに浸るのもこれくらいにしておいて。
さて、わたし最近あるグループに嵌っておりまして。
ジャニーズJr.のLove-tuneってグループなんですけど、自分よりほぼ年下の方々で構成されておりまして。Jr.に関心を持つなんて数ヶ月前の自分に伝えたら絶対に信じてもらえないけど、色々あって姉に布教されて見事落ちまして。
加えて知れば知るほど、日が経てば経つほどに抱く印象が変化しておりまして。
やばい。
これは確実に心の変遷忘れるヤツだ。
何故かってね、もうひとつ応援してるグループがあるんですけど、Hey!Say!JUMPってグループなんですけどね。かれこれ片手分くらいの年数過ぎる間にメンバーに持つイメージが激変してまして。
無理や、この人だけは好かん。と思ってた過去の自分を踏んづけてやりたいくらい変わりましてん。
でもご存知?わたし物忘れ酷いんです。だから当時のことなんて、誰にどんな印象抱いてたなんて、どんな熱量を持っていたなんて、ふんわりとしか頭にないの。悲しいけど。
だから今ある気持ちを書いて残して置けば、未来の自分は悲しまない。ううん、むしろ懐古出来てニヤニヤできるよね。分析したり比較したりするの、好きだもんね。ワタシって天才。
だから誰も得しないけど、いつかの私のためにポチポチ打っていきます。
ごめんなさい。一番苦手。マジニガテ。
ド初っ端から何言ってるんだって感じでしょ。でもこの類がほんとうにダメ。エースとか主役級の人がダメ。
昔っからそうだ。戦隊モノのレッドよりもブルーやグリーンが好きだし、少女マンガのヒロインと結ばれる男の子よりも噛ませ犬役の方が好きだ。ど真ん中でキラキラしている、実力も人気も兼ね備えた存在が自分には眩し過ぎてホントだめ。
だからJUMPに落ちた時、俺らの絶対エース・山田涼介のアイドルとしての完成度や向上心の高さは認めても好きになることは一生ないって思ってた。マジで何様なんだよ私は。でも今は抱いてってくらい好き。マジで何様なんだって私。ほんと踏んづけてやりたい。
こんな経緯があるからね。どうせ今は苦手とかナントカ主張しておいたって、あと数ヶ月もすれば「安井くんかっこいい…好き…」って言ってるから。
だってほらド新規の私だって知ってるよ。Jr.の中でのMC力は頭何個分もずば抜けて高いし、この前の運動会で錚々たる出演者の中いの一番にマイクに声を通す役を請負ったし、埼玉のデジチケ事件だって開演まで先頭に立って対応してたってこと、私ですら知ってるよ。
だから、私的今すぐ報われてほしい(要は事務所早くデビューさせんかい!!)Jr.の中のひとりになってる。
そんな彼を一番苦手とか言ってるトンチンカンな人は一体どんな奴なんだろうね!ね!!
まぁ一応ね、Before・Afterを近い未来するのであればココが苦手ってところを残して置かないとすぐ忘れちゃうから。書きます。
Love-tuneを知る前に中島健人くんのソロで彼を見てた。すっげラブホリ先輩と曲中に1対1で絡んでるぜ
。他のJr.とは一線画してるぜ。安井くんすっげ。でも何か苦手。
歌って踊る彼を見た。どセンターでダンスしてるよ!歌上手くない?ダンス上手くない?カメラワークに愛されちゃう特効の炎まで味方につけちゃう、恐ろしい子…!でも何か苦手。
トークの中心にいる彼を見た。常にマイクを構えてチャンスを逃さないし、フォローも素早い。良く見てる。ムダが無い。目上を立てるのも嫌味がない。出来る。出来るわー。やり手営業マンみたい。え?何?違う?その小さな体を利用して誰かの彼女ポジの座に常に君臨してるの?BODYへのtouchが駆け引き上手な小悪魔OLの様なの?…ほんとだ。あざとい。あざといわー。なんて自然なの。どちらにしろ出世するタイプだわー。そういう強かな人、嫌いじゃないよ。
私なんで安井くんのこと苦手なんだろう。
真田佑馬
ごめんね、ギターは全く分からん。
はい、落ちた
まさか
まさかの一言に尽きる
生まれてこのかた四半世紀
数多の芸能人に憧れを抱き心躍らせてきたけれど
3つも4つも年下の人間に嵌ることなんてなかった
上は祖父くらいの年齢の俳優でも余裕でときめける。
しかし下は無理だ。せいぜい1つ下くらいまで。というかこの年代、分野問わず人材豊作すぎる。
だから昨年あたりからジャニーズJr.に熱を上げていた姉に
「あんたこの子絶対好きだよ」
と勧められても、始めは見向きもしなかった。
だって今夢中になってるグループあるし、Jr.なんてほとんど年下でしょ?ないない、と。
ですが今はどうでしょう。すっかりツボに嵌ってる。予言が的中している。
♪〜 この日をずっと待ち望んでいたお姉さん。ここまでの道のりは決して楽ではありませんでした。
ジャニーズ好きにも関わらずJr.には一切目を向けず「え?年下だよ?」と冷たい視線を向けていた妹のせいで、住んでいる地域で唯一見られるJr.出演番組『ザ少年倶楽部』ですら肩身の狭い思いを強いられながら視聴する日々。
すぐに一杯になるレコーダー容量。懸命に編集しディスクに落とせど、読み込みに時間がかかり見たい時にすぐに見られない。極わずかなお気に入りのシーンのみHDDに残し、他の家族の邪魔にならない隙間時間に再生という容量だけでなく身までも縮める生活。そんな居心地の悪い我が家をリフォームすべく、匠は立ち上がった。
彼女がまず取り掛かったのは妹のJr.への興味のなさの壁を壊す作業。『ザ少年倶楽部』の布教である。妹が好きなHey!Say!JUMPはもう出演していないにしろ、WESTやSexyZone、ABC-Zといったデビュー組は時折出演し、かつ先輩曲のカバー曲披露が全体のおおよそを占めているその番組。堂々と少クラを見たいなら、正面からぶつかるしかない。長い月日をかけてでもじわじわと興味を示してもらえたら…そんなおもいで出来の良い場面を選りすぐり、ひたすら再生してその日を待ちました。
すると、なんということでしょう!彼女の作戦は功を奏し、妹は次第に全く興味のなかったその動画に目を向けるようになったではありませんか!それに乗じて妹が好きな系統のJr.を勧めてみたところ、ある日を境に彼の出演している場面を再生しているではありませんか!なんということでしょう!!!(CV.加藤みどり)
自分が録画・編集した少クラを見て、自分が勧めたそのJr.に落ちてく妹を見たときの彼女の表情ったら。まぁ勝ち誇ったそれでしたよ。姉の高笑いが聞こえました。まんまとしてやられた。くっそー。覚えてろよー。礼はしっかりくれてやるからなー。ありがとよ!
そんな茶番がありまして、そのJr.に至るまでの過程を何か残しておかないとオバさんすぐに忘れちゃうから書き記しておこうかなとひとつ思い立った次第です。あとは単純に文字に起こして時系列順に整理して分析したいってのもひとつ。
以下、超ミーハー野郎が出現することを先にご報告いたします。
~ジャニーズを知る~
そもそも親の教育方針なのか習い事漬けで自分の時間がなかったからなのかNHKやニュース以外でテレビを見る機会がほとんどなく育ってしまう。そのためクラスの子が前日放送したドラマやバラエティ番組の話題で盛り上がっているのに全くついていけず、ジャニーズなんてSMAPくらいしか知らない状態。中学に上がる頃にテレビようやく解禁。
そしてそれが偶然ジャニーズドラマ豊作の時期と重なるんですけど、その当時見た作品が
ごくせん(2)
野ブタ。
見て。このラインナップ見て。
ただでさえ諸々免疫ないのに、いきなりこんな名作ばっかり。しかも多感な思春期真っ只中。何これドラマってこんなに面白いの⁉︎って世界広がる広がる。百聞は一見に如かずって言うけど(それまで友達にあらすじ聞いてた)もうそんなレベルじゃない。真夏でカラッカラになって水くれ〜水くれ〜って渇望しつづけた後に飲む水って水道水でも最高に美味しいのに、与えられた水が厳選湧き水とかのレベルだからその衝撃ったら。あれから干支も一回りしたけど、同年代の方と未だに熱く語れる自信があるよ!
この時はジャニーズの特定の誰かというよりは、ジャニーズ出演のドラマに嵌ってたかな。でもジャニーズに目覚めたのは間違いなくここ。
〜気になる人ができる〜
すっかり色んなドラマや映画に陶酔し、気になる人がようやくできる。でもジャニーズじゃなかった。デビューしたてのスターダストの俳優だった。顔も整い肌もキレイで手もキレイ。でも性格はヘタレ。当時付き合ってた人も手がキレイでイケメンでヘタレだった。加えてマザコンだった。マザコンはさて置き、このタイプは未だに好きだ。ジャニーズ出演、特に山Pと錦戸くんの作品は割と漏れなくチェックしていたものの、まだ特にこの人!というはなく。
ジャニーズ好きの友人や先輩の影響で今日Mステにこのグループが出るから見てね!と布教され音楽番組を見るようになり、ジャニーズのデビューグループは把握できるようになるまで成長。その瞬間瞬間できゃーカッコいい!とはなるものの、まだまだ特定の人物に興味を引かれることはなかった。
そんな状態がかなり長いこと続いたら、知らない間にKAT-TUNの中丸くんに夢中になってた。ほんと知らない間に。キッカケ本当に覚えてない。でもRESCUEの前には好きになってた。「結婚するなら中丸くんみたいな人が良い」って言ったら家族に全力でダメ出しされたけど、今でも結婚するなら中丸くんが良い。
この話は長くなるから今回は一旦保留。
〜気になるグループができる〜
中丸くんに埋没する日々を送るながらも、彼が属するグループのことはそれほど、という熱量だった。辞めたメンバー含め好きだし、曲なんか大好きなの本当多いんだけど、やっぱり恐いイメージがどこかあったからかな。ほら、私ヘタレ好きだから。
それから高校に進学し、クラスにいたJUMPの薮くん大好きな子と席がよく近くなり、ちょくちょく話を聞いてた。その時はアイドルなのにサーカスしてる変わったグループとしか思ってなかった。数年経って知念くんファンの幼馴染が見せてくれた折鶴魂の衣装を着た彼らに対し「えー!サーカスじゃなくなってる!!」と超失礼な感想を抱き、Qさまに出た伊野尾くんを見て「こんなにカッコ良い人いた?増えた?」と超失礼な認識をし、亀梨くん主演のドラマに出てた大学生役の裕翔くんを見て「何この好青年!え!野ブタ。の弟⁉︎え!まだ最近まで小さかったのに!え!!」と超失礼な再発見をする。定期的にJUMPの布教を複数の友人から受けていたのにも関わらず私の中ではジャニーズと出会った当時のままだったから、情報をアップデートすべくJUMP出演のドラマや楽曲を調べまくった。この時既にこのグループに落ちてた。
〜姉からのJr.布教活動が始まる〜
そんなこんなで中丸くんとJUMP、特にいのゆとをゆる〜く愛でる日々を送って数年が過ぎた。一昨年か昨年くらいから姉がSexyZoneの勝利くんがカッコ良いと言い出すようになったので自分の耳を疑った。え、アナタ本気?妹より、弟よりも年下相手に何言ってるの?と思わず声に出してしまった。それより、これまで私が嵌ってきたジャニーズは悉く好きになれないみたいな感じだったのに、そこ?姉妹で好み違い過ぎるなぁと改めて思った。でも私の好みも家族に理解されないから姉の好みに関してもお好きにどうぞ、と一緒に興味を抱くことはなかった。
またある日、姉が見て!これ勝利くんカッコ良いの!と編集された少クラを一通り視聴させられた。あのさ、私も仕事終わりで疲れてるしセクゾは興味ないんだけど〜、と文句垂れながら一応見た。この時完全に姉の策に掛かってた。
姉の説明を聞きながら、そうだね〜顔面恐ろしく整ってるね〜と淡々とほぼ流し目で見たものの、時折ハッとさせられるところがあった。
ラブホリ先輩が雄々しく魅せるBAD BOYSや菊池くんの歌詞マチガエタゴメンナサイ案件は私をその動画に集中させるのに十分すぎる効力を持っていた。なにこの人たちちょっと面白い。だからいつの間にかJr.のパフォーマンスになってもちゃんと見てた。
姉によるジャニーズJr.布教活動が本格的に始動した。
〜布教活動 SnowMan〜
姉曰く超動けるダンサー集団。
まずはHIGHER!FLY!を見た。あーほんとだみんなすごいね動けるね。とまぁ中盤まで単調な感想だった。ところがどっこい最後の深澤くんに全部もってかれた。感想聞かれたけど「とぅーとぅーとぅーじえんど?の悪そうな表情と口角ヤバい」って答えたら、そこ?しかも歌詞違うって怒られた。でもしばらく深澤くんのことは「とぅーとぅーとぅーじえんどの人」って覚えて呼んで楽しんでた。あとは岩本くんは昔恋仲だった人にめちゃくちゃ似てて、あー、私やっぱりこういう系統の顔の人好きだって再確認。
その後V6のSky'sTheLimitを見て、純粋にJr.レベル高いなって度肝抜かれた。ダンスは本家よりこっちのが正直断然カッコ良い。
ダンスもダイナミックで見応えあるし、何より本人達のパフォーマンス力が高いので、いつデビューしてもおかしくないな、というのが今の印象。Jr.見る目変わったって伝えたら姉は喜んでた。
〜布教活動 SixTONES〜
姉のお気に入りがいるグループって印象。
初めに見たのがダンスナンバーみたいなやつで、パフォーマンスは文句無しの出来で心奪われるんだけど、やたら目を惹く動作が秀麗な色白美人がいる!ってびっくりしたら京本政樹の息子で更にびっくり。じゃあ私の大好きな東宝ミュージカルのエリザベートでルドルフやってるJr.ってこの子⁉︎私は芳雄ルドルフしか認めないわよ!認めない、よ!認め…待ってお姉ちゃん京本ルドルフの公演、なんで内緒で自分だけチケット取ってるの!!ずるい!!!
ってやりとりがリアルにあったから恐ろしい。
でも姉のお気に入りは美人な彼だけじゃなかった。ほくほく北斗もお気に入りだった。ほくほく北斗ってなんだよ…(ドン引き)。はじめ彼の良さが1ミリも分からなかった。でも何きっかけだったか何かのダンスでやたら目を惹かれて、隣で見てた姉にこの人体幹すごいね、っていったらまぁ嬉しそうに語ってくれた。見た目ボク文化部なので体育はちょっと…な癖に空手黒帯とか、この方ギャップ多くない?なるほどなるほど、確かに沼。
確かにKAT-TUNは髣髴とさせるけど演出方法とか面白いの多いし、二番煎じとかじゃなくてちゃんとグループ色確率させてるからすごい。この人たちもこのまますぐデビューしてもおかしくない印象。というかデビューしたら姉が喜ぶから事務所の偉い方お願いします。
〜布教活動 Love-tune〜
ここまでSnowMan、SixTONESの熱心な売り込みを受け、Jr.のレベルの高さ・層の厚さに驚嘆。何人か名前と顔が一致するようになってきた。そんなある日、毎週更新されている姉編集の少クラを見てある曲に魅入った。Love-tuneのmasterpiece だった。
何この完成度の高さ!歌もオクターブ変えてて小気味良い!ダンス!ダンスかっこいい!体幹ヤバい!体幹オバケがいる!!重心どうなってんの!!フォーメーションどんどん変わるしアクロバットもしちゃうの⁉︎何より全員の気概が湧き出てテレビのこっち側まで呑み込んでくる!!とい桁違いに圧倒された。これ以上ない程興奮して、すぐ隣でリモコン握っていた編集者に戻して!今のもう一回見るから戻して!!って捲し立てた。3回は連続で見た。
こんなグループがあるなら早く言え!と食ってかかると姉は一言「JUMP好きなら絶対好きだよって言ったじゃん」。いや、覚えてないし。本当に言った?「言った。バンドもダンスも両方やるグループが最近できたって結構前に言った。あんた特にこの子とか絶対好きだからとも言った」と知らない間に2度目の予言をされるも、この時は体幹オバケの森田くんの身体能力の高さに慄いて見向きもしなかった。
すっかりLove-tuneに心奪われ、休日に動画サイトで過去の少クラを漁り始めた。その時一番上にあったのが、CALL。あぁ、バンド曲なんだと認識したら割とすぐに楽器から離れたよ?あれ?離れちゃうの?とこっちが動揺してる間にガシガシ全員踊ってる!荒削りだけど曲調と相俟って逆にパワフル!とか注視してたらまた楽器に戻ったよ?あれ?戻るの?と再度動揺して間も無くドラム音。え〜〜!!本当に両方だ!!新しい!!てかバンドに戻る時スマートすぎる!ドラム上手すぎ!!私も昔ドラム齧ったけど彼レベル高くない⁉︎あんなのできない無理!!ギターとベースはよく分からんけど演奏してる彼らが順々で歌うのズルい男前!!てかドラム!スティック捌きのテクニックえらいことになってますやん!歌いながら⁉︎しかもお上手!良い声!リズム感オバケ!!人間メトロノーム!!可愛いお顔でなんて男だ!!てかステージ上この配置にした大人ほんっっと天才!!!とまぁ大興奮。気になった動画片っ端から開いてグループにもどんどん嵌るし、ひとりひとりにも注目してトークとか取材とか見るとまぁツボな子がいて。
まぁ貴方ドラムだけじゃなくて多趣味なの?ストイックなの?頑固なの?真面目なのに奇行もしちゃうの?自分でお弁当も作るの?でも食に興味ないって安井くんに言われるの?結局どうなの?ここ重要だけど、お母さんのこと大好きなの?…はいカワイイ。息子にしたい。恋したいとか結婚したいとかではなく、母になりたい。母性本能擽られすぎる。完全親目線。片手分も年違わないけど。
もう遂に先日姉に「ねぇ、萩ちゃんが沼でヤバい」と漏らした。すると姉は、「だから私は最初っからそう言ってる」と笑った。これで録画容量の味方が出来たと零したのを妹は聞き逃さなかったぞ。
総括。
自担がひとり増えました。
姉の策だったのか予定調和だったのかは分からないけど、ありえないと思っていた年下だったけど。
萩谷慧悟くんに落ちました。