「奥さん」って呼ばれたいんだ




結婚ラッシュってあるじゃないですか。

20代の半ばとか、30歳の手前とか。

いまね、私の身辺、怒涛のおめでたラッシュ。

” あのね、ちょっとご報告があるんだけど… ”


きたよ。きたきた。
もう〜、次は何を踊ればいいの!!



話は変わって、この度めでたく人妻になった友人から先日とんでもないことを聞いてしまった。

” 結婚する前と後じゃ、お淳太様の破壊力が全然違う ”

ほう。

よくよく話を聴くと、それがお昼のバラエティを指してるのは明らかなんだけど、いかんせん火曜日しか録画してないから木曜日の事情なんてサッパリ。

だから見兼ねた友人が動画を見せてくれた訳さ。
刮目したさ。

まじか。

…なんだろう。
すごくイケナイ気分。
合法エア不倫な気分。(どんな)

歯の浮く台詞。
美しいご尊顔。
ロイヤルな身のこなし。

なるほどね。
確かに。
これは、ヤバイ。

そんな肩書き持ち合わせない私でさえこのドキドキ。
これで私、その立場にでもなったら…
ドキドキなんてもんじゃない。
完全に骨抜かれる。
でろんでろんになる。
そして生活に支障が出る。
もはや違法なおクスリレベル。
欲しくて欲しくて堪らない。
毎週欠かさず接種しないと。
ハァハァ。
違う意味で動悸が止まらない。

大丈夫?
お昼にあんなの放送して大丈夫?
下手したら子供も見るよ?
旦那さんだって見るよ?
家庭崩壊しない?
放送倫理なんたら委員会に目ぇ付けられない?

てか奥さんになったらそんな美味しい目に遭うの?
なんだよそれ。

私だってイケメンに奥さんって言われたい。
ジャニーズに奥さんって言われたい。
でも今すぐ奥さんになんてなれない。
どうしたらいいの。
溢れる煩悩をどうすればいいの。

さっさと昇華させよう。






中丸雄一(KAT-TUN)
「俺の奥さん。」

…ってことは、彼とは婚姻関係ですね。
いいですか。
婚姻関係ですよ。

どうしよう。
夢にまで見た、中丸くんとの結婚。
あー、自然と口元が緩む。無理。
うへへ。

でも浮かれてないで。
あくまでも妄想だから。
現実じゃないからね。
もう一度言い聞かせて。

あくまでも妄想だから。
現実じゃないから。
冷静になって。
そう、いい感じ。
そしたら全身の力を抜いて。
静かに目を閉じてイメージして。

中丸くんのあの口から出る、「奥さん」




無理しんどい。

待って。
待って落ち着いて。
とりあえず深呼吸しよう。
ヒッヒッフー、ヒッヒッフー
…って違うちがう。
ハイ息吸ってー、吐いてー。
もう一度ハイ息吸ってー、吐いてー。

落ち着けたのかないのかちょっと分かんないけど、気が動転してるからアルゴリズムで追っていこうね。

そうよ。婚姻関係にならなくちゃだから。
先ずプロポーズでしょ。
ケジメつけないと駄目でしょって。
彼きっとそういうのウルサイし。
昭和スピリットだから。
ほんと面倒くさい。
好き。


でもねあのね、聞いてくれる?プロポーズは何でもない日にお家で突然に、ってのが私の理想なんですけどね、休日にのんびり過ごしている時に、そうだな〜例えばお互いソファに身を預けている時に、

「あのさ、『結婚しよ』って言うから、『はい』って言って」

っていきなり要求するんですけど、もちろん急にそんな大事なこと言うから、え?なんて?ほんと?うそじゃないよね?てか今?え、なんで?今日なんの日だっけ?何かあったっけ?彼の誕生日はこの前お祝いしたし私の誕生日はまだ先だし、何かの記念日…記念日?何の?交際の?キス?何?え?そもそも記念日いつだっけ?…って高速で頭回転させるのか単純にフリーズするのかはこの際どうでもいいけど、ただひとつ分かるのは私は今とても無防備に、きっと間抜けな表情で彼をただ見つめているしかできないってことだけで、そんな私を見て少し口角を上げながらじゃあ、ってあの厚い唇で呟いて、静かな、でも時計の秒針と自分の鼓動がやたら大きく聞こえる空間ごと飲み込むように音を立てて息を吸いながら、伏せてた瞼を上げて私を見つめるから、私はそのやらたと熱っぽい視線から目を離せなくて、冷房で冷えた手はいつの間にか湿った体温で包まれてて、落ち着くと思ってた嗅ぎ慣れたこの彼の部屋が何故かこの時ばかりは全く知らない空気を醸し出して…確かに時は進んでいるのにそれを報せる刻音がもう聞こえなくて、まるで私たちだけ時が止まったかのように思えて、きっとこの一瞬の間に心の中で百面相してたんだけど、そんな胸の内なんか隠せてない私に言い聞かせるように優しくはっきりと「結婚してください」って言うから、過ぎ去ってた時間分を一気に飛び越えるような感覚になって、それと同時に一際大きく聞こえる刻音も触れ合う熱の力強さも大好きなこの匂いもはっきりと掴めて、映る世界はこんなにも鮮やかなことに驚いて、ひどく落ち着いてる自分と高揚してる自分が混在しているけど、目の前の彼の方が緊張と不安で強張る形相を悟らせまいと無理して作った笑顔でいるから…正直言って変な表情をしているから、そんなところも彼らしいなぁって凄くすごく愛おしさが溢れてきて、気付いたら彼を抱き締めてて、彼も安堵の溜息を漏らしそれに応えてくれるから、あぁ、私たちいま幸せのど真ん中なんだって実感が追い付いてきて涙止まらない。(ここまで一息)


なんて無駄に長い。
でも妄想だからいいの。
供養なの。

でもほら中丸くんはサプライズは絶対しないタイプだから、こういうプロポーズとかどうですかね?ね?


よし。しっかりプロポーズもして頂いたので、めでたく彼の戸籍に入ります。

でもその前に両親に挨拶だよね。
勝負スーツ着て、ガチガチに緊張してる中丸く…いや雄一さん。


最&高。


彼とは上京してから出会ったから両親に会うのはこれが初めてな癖に、自己紹介して直ぐに本題に入ろうとするから気の張りようもピークに達して噛み倒すし、トイレ近くなるからって水分控えてたから声も掠れるし、見兼ねてお母さんが勧めてくれたお茶は湯のみ持ち損ねてちょっと零すしで、プロポーズの時のあの格好良さはどこいった?って感じなんだけど、なんとかお決まりの台詞も決まり両親も快諾してくれたからホッとひと安心。翌週には私も彼のご家族にご挨拶と報告に伺って、その後の両家の顔合わせや指輪の購入、式の段取りなど一通り進めていく合い間を縫って、披露宴をする数日前に婚姻届を出しに行きたい。

記念日でも何でもない、穏やかで気持ちの良い柔らかな陽の差す大安(中丸くん絶対そういうの気にする)。こんな日はもっと気分が高揚してると昔は思ってた。でも実際は少しのソワソワと、それを俯瞰出来るほどの落ち着き。相反する感情が同居しているというその自覚で更に頭が冷静になる。だからわざと一文字ずつ意識して嚙み締めるように名前を書きたい。

二人で提出した帰り、受理あっという間でまだ実感ないね、帰ったらゲストカード作らなきゃだし、ねぇウェルカムボードの絵は順調?そうだ、お昼ご飯どうする?天気も良いし風も気持ちいいし、このまま散歩して早めのお昼食べれる所でも入る?とか適当に会話しながら区役所の階段を降りるんだけど、最後の方で踏み外して軽くコケそうになったら彼が、危なっかしいなぁ、ほら、なんて呆れながら指の長いキレイで大きな手で私の手を掴まえてまっすぐ見つめて言うの。

「今日から俺の奥さんなんだから」

しっかりしてよ。
ってぷりぷりして、奥さんだからねって、今度は優しく噛み締めるようにそう呟いて絡めた手を引く彼。
2度のその言葉の威力に、嬉しいような、恥ずかしいような、くすぐったいような。
そんな気持ちになって思わず力を強めると、フッと口角が上がってキュッと包み返してきてくれるから、私と彼の手を目一杯使っても抱えきれない幸福に、いまはただただ泣きたくなる。
ついさっき紙を一枚出す時にはなかった感情。
こうやって少しずつ実感してくのかな。
なんでもないようなことが幸せなんだと思うのかな。
これから始まる彼との人生、何があっても仲良く手を繋いで歩んで生きたい。


「俺の奥さん」なんて呼ばれてニヤニヤしてるのは絶対に見抜かれてて、事ある毎にキラーワードとして言ってきそう。始めは褒められても注意されても新鮮なその呼び方に浮かされてたけど、だんだんとその効力も薄れてってイラっと感じるのも、「私も勤めてるから家の奥にはいないんだけど、それなのに奥さん奥さんって何?」とマジレスしたくなるのも、それはそれでアリかな。(面倒なドM)

お父さん、お母さん。
今まで育ててくれてありがとう。
彼と一緒ならきっと何が起きても大丈夫。
わたし幸せになるね。






「仲が良いですね。奥さん。」

ご近所に住んでるナイスミドル。
どこかに落ちてませんか?
ゴミ捨て場に颯爽と現れるナイスミドル。
どこに落ちてますか?


雄一さんと見つけた新たな住まい。
玄関が広くて収納も充実した彼一押しの住処。
その近くで暮らしてたのが、坂本さんご夫妻。
愛妻家のご主人とは朝のゴミ出しのタイミングが一緒で、毎回挨拶と共に超絶爽やかな笑顔を振り撒いてくれるから、ほんと目の保養。花背負ってそう。

姉さん女房な奥さんとスーパーで会ったり回覧板を回しに行くうちに仲良くなって、旦那さま家事も手伝ってくれるしステキですねって言うと昔は結構やんちゃしてたとか今とは全然違ってたとか意外な情報ばっかり教えてくれるけど、いつ見ても幸せそうで、こんな理想の夫婦に私たちもなっていきたいなぁ、って坂本夫妻に憧れてたい。人生の良き先輩。

新婚生活にも慣れてきたある日、雄一さんと口ゲンカして意地の張り合いになってしまうも次の日雄一さんが珍しく出勤時にゴミ出しをしてくれてたことに気付いて、これで許してくれるって思ってるのかな〜と思いつつもちょっと柔らかい気持ちを取り戻せて今日は定時で帰社して彼の好きなを作ろうと気合いを入れて取り掛かり、そろそろ彼が帰宅するくらいの時間に湿った土の匂いが窓から入ってきて、あ、雄一さん傘持って行ってない、って傘立てを見て気付いて、まだしばらくは止まないからお迎えに行くと、最寄り駅で困った顔して携帯と空を交互に見てる彼がすぐ見つかるから、おかえりって言葉と共に傘を差し出して、ただいまって傘を受け取って、ここ最近のこと、ごめんねってお互いに謝って無事に仲直りして、ひとつの傘で一緒にお家まで帰ろう。

翌朝のゴミ出しで、昨日家に入るところを見ていた坂本さんに

「相合傘なんて、仲が良いですね。奥さん。」

って爽やかな笑顔で言われたい。
若いっていいなぁ、って冷やかされたい。
坂本さんなら多少おじさんクサイこと言われても…
いや、寧ろ言われたい。
ちょっとセクハラまがいな質問も許せちゃう。
人生経験豊富な坂本さんに、色々詮索されたい。
ついでに自分の惚気話も勝手にベラベラ喋ってくれ。
こっちが悶える程にキュンキュンさせてくれ。

いやぁ良いもの見たなぁ、新婚って感じで初々しいなぁ、いや僕なんて嫁は年上でしょ?手も繋ぐよ?大好きだしそりゃ繋ぐよ、繋ぐけどさ、傘は今はもうハードル高いよ〜、やっぱり勇気いるのよ〜、でもウチの嫁可愛いからさ〜、でも時々凄い怖いんだよね、だから僕は嫁第一なんだけどね、奥さんのところは…って、え?あの時喧嘩してたの?あ、なるほど昨日朝ここで会わなかったのはそういうことね、で?あの傘は仲直りからの〜なの?うっわ何それ眩しい、眩しいよ奥さん、あ〜僕も嫁と喧嘩して仲直りしたい。
ここまで見えた。

ご近所に住んでるナイスミドル。
どこに落ちてますか?






三宅健(V6)
「悪い子だね、奥さん。」

健ちゃんには、
良い子 よりも 悪い子 って言われたくない?
私は言われたい。

で、設定なんだけど会社の元上司とか良くない?
こらこら〜、なんて似合う〜。
今は部署が変わって直属の上司でも何でもないけど、未だに気に掛けてくれる、とか。
最高。
なんて面倒見の良いんだ。

三宅さんは今でこそ課長だけど、私が入社した当初はまだ係長で教育係。
そんなの大したことないって、が口癖って教育係としてはどうなんだ。
見た目は若いけど勤続年数はそこそこ。
いつもヘラヘラしてるし昇格試験も受けないし、出世願望ないのかな、なんて。
でもいつの間にかいきなり主席課長に抜擢されるから、え?知らない間に試験受けてたの?
前回の合格者一覧に目を通しても名前ないし…と不思議に思ってると目の前に三宅さんが。
もしかして、良からぬ手でも使った?
なんてあらぬ読みをしていたら後ろから頭コツン。
こらこら、悪い顔してるな〜何考えてるの。君が入社するうんと前に試験合格してんの。
って、完全に読まれてて。
ああ、なるほど。
一番美味しいタイミングまで待って出世か。
と、可愛い顔して計算高い彼は華やかに栄転して。

たまに社内で会った時はよくコーヒーを奢ってくれる仲だから、結婚の報告もしっかりした。
三宅課長、お先にすみません。なんて。
うるさい、お幸せに、って返してくれた。
だからあんなことになるなんて思いもしなかった。

ある日雄一さんとまた喧嘩して、今回は結構深刻で、最悪なことに仲直りする前に彼は海外出張に行ってしまい連絡も取れず…今まで喧嘩は数あれど、ここまで大きなのはなかったから社内の休憩スペースで考え込んでいたら、コーヒーの香りが近くにやってきて、顔を見ないでも分かるその相手は、悩みごと聴いてあげるから今晩定時で上がれるよう仕事頑張って、と苦い香りを残して去っていくから、どうせ帰ってもひとりだし、一緒に食事なんて送別会以来だし、と結局定時で業務をしっかり終えてタイムカードを切りエントランスを抜けると、もう待っててくれる優しい元上司は、適当に入った居酒屋で何を聴くでもなく他愛もない話ばかりで、なんだ、もっと詮索されるのかと構えてたから少し気が緩んで、でもお互いお酒が進んだところで、旦那さんと喧嘩でもした?って急に核心突いてくるから動揺して、誤魔化してもバレバレで、愚痴なら聴くよと促されるまま、大したことないってと相変わらず言ってくれる彼に甘えてしまって、少しずつ溜め込んでた雄一さんへの不満が口を衝いて止まらなくて、ひたすら話を聴いてくれる彼に完全に気を許し…気が付いたら知らない部屋で寝ていて、それは他でもない三宅課長の部屋で、何が起きたのか察したくなくて、理解も全然出来ていなく、隣で寝ている彼がつられて目を覚まして、目を擦りながら、まだ4時じゃん、ああ、昨日は楽しかったね、と笑うから、背筋に冷たい電流が走るけど何も思い出せなくて、いつもの口癖を言ってよ、と声にならない声で必死に懇願するも虚しく、いたずらっ子の様に笑って言うの。

「新婚なのに男の家に泊まるなんて悪い子だね。
   ね、奥さん。」







櫻井翔(嵐)
「奥さんなんだから。」

おは…どうした、顔色悪いし、昨日は定時で帰ってたけど、風邪か?
なんて心配してくれる上司。
櫻井課長。
もとい、櫻井先輩。
雄一さんが学生時代に他大学との交流戦で意気投合して以来いまでも親しくしている先輩で、私もつられて先輩なんて呼んでいた。
私の上司になった頃には先輩呼びが染み付いて、職場で課長と呼ぶのは気恥ずかしかったのも、懐かしい。

風邪じゃないんです、だから大丈夫です、となるべく元気を装って笑う。
すると課長は、そうか、とだけ言ってデスクに戻る。

ほぅ、と安堵かよく分からない溜息を漏らした。
彼の大切な先輩に言うべきではない。
でも今朝のことを考えると足元から何かが崩れていくようで、真っ直ぐ立てている感覚が無い。
だって信じられるものが今は何もない。
三宅さんも、自分も。

化粧落としてパックまでしてあげたんだから感謝しなさいよ、なんて言われたのは、ほんの数時間前。
女の子はどんなに眠くても時間がなくてもメイクオフと保湿だけは欠かせたらダメだよ、毎日湯船にも浸かって欲しいけどさ、と女性顔負けの美容のいろはを教授された。
でも待って、それ今この状況でする話?
だって私は違和感しか感じてない。
良い年した男女が同じベッドに寝ている。
一見不自然なところはなにも無い。
が、女には配偶者がいる。
しかも、新婚。

バクバク、と速く鳴る鼓動の音が聞こえる。
血が逆流している様な感覚がする。
息が吸えない。
明らかに何かあったであろう状況の把握をするのに精一杯な私に、一仕事終えスッキリした表情の彼は、
人のモノに手を出す趣味は無いから、安心して。
そう言い放ち、帰るならオートだから鍵とか気にしないでどうぞ、とだけ伝えてまた眠ってしまった。
ようやく、自分の体に視線を落とす。
服、着てる。

三宅さんの言葉をまるっと信じてしまっていいのか。
何かがあったなかったとかじゃなく、そもそも元上司とは云え新婚の身分で男性と2人で意識を失うまでお酒を飲んでしまったことが問題であって。
雄一さんと仲直り出来てないのに、こんな誤解される状況を作ってしまった自分は最低だ…

バタバタと慌ただしくあの部屋を後にし、本来居るべき自宅に戻って出社する間ずっと思考が停止したままだったから、今はそんなことばかりが頭を占める。
今は仕事中なんだから、考えない。
考えないの。
ああもう、ミーティング室に呼ばれた。
櫻井課長だ。

どうした、今日はずっと心此処に非ずじゃないか。
怒るでもなく、優しく問いかける彼から差し出されたコーヒーは、いつもと違いキャラメル入りで甘いはずなのに、香りは驚くほど苦い。

無駄な時間を嫌う課長は、無理に訊き出すこともせず、それ飲んだら倉庫行ってこれ整理してこいとチェックリストを渡してさっさと出て行ってしまった。
倉庫なら誰も居ない。
それにこんなに沢山のリスト、数時間はかかる。
スマートで優しい、けれど私情を業務に持ち込まないよう促す気遣いができる課長は、いつも正しい。

倉庫に缶詰めになって片付けをこなす毎に頭の中も整理出来て、気分もやっと落ち着いてきて、ひとつの決心をした所に櫻井課長がやってきて、私の顔を覗き込み、大丈夫そう?と確認してから、で、何があった?と静かに問いかける彼はやっぱり頭がキレるだけあって、何も言ってないのに全て見透かされているようで、今さっき全部誰にも秘密にするって決めたのに、そんな決意は呆気なく砕かれて、彼と大喧嘩したこと、仲直り出来ないまま海外出張に行ってしまったこと、三宅さんとの昨夜のこと…全て零してしまった。

成る程ね、三宅さんもそう言ってる通り、ただ泥酔した元部下を泊めただけだと思うし、かといって周りに変に吹聴することもしない人だから、もう何もなかったって思って良いんじゃない?アイツには秘密にするのが最善の策かな、知ったら絶対落ち込むし、帰国する明日までに切り替え出来るよね?と呟く先輩。
怒るでもなく、呆れるでもなく。
ただ、静かに諭すように、

「もう雄一の奥さんなんだから。」

そう優しく叱ってくれる先輩は、いつも正しい。







薮宏太(Hey!Say!JUMP)
「ちゃんとやれてるの?奥さん。」
「奥さん?いつの間に?」

先輩が倉庫から先に出て行く時に言ってた言葉。
俺も誰にも言わないから、あいつが帰ってきたらちゃんと仲直り出来るよう振る舞えよ。

分かってはいるけど、彼に一生秘密を抱えて行く覚悟なんてまだ出来ずに残りを片付ける。
夕方デスクに戻ると、スマホに何件か通知が。
雄一さんから?と思い、思わずアプリを押すと、差し出し人は大学時代の同期、薮ちゃん。
玉森くんが出張でこっちに戻ってきてるから、ゼミ仲間を急遽今夜招集とのこと。

久しぶりで会いたい気持ちはあれど、今お酒が絡む席や楽しい場に足を運ぶのはだめだ。
あとで断りを入れよう、とそのまま閉じた。

滞っていた事務処理を淡々とこなし、一息ついてふと時計を見ると19時をとっくに過ぎていた。
やばい、消灯まであと少し。
急いでパソコンを閉じ、帰り道に値引きされたお惣菜とスパークリングワインとフルーツを購入して灯りの点いていない住まいに帰った。

20時を半分過ぎたころ、着信が。
薮ちゃん。

開口一番なんでこないんだよ〜、連絡くらい入れろよ〜と管を巻いている。
相当酔っている。
ごめん、忘れてたと謝りを入れたがまだグチグチ言っている。
男も女も所帯を持つと付き合い悪いよな、なぁ、なんて恐らく近くにいる人に問いかけている。
すみません、薮くん相当酔ってるみたいで、と他人行儀なセリフを言う懐かしい声に変わった。
玉森くん。

お久しぶりです、と挨拶すると、ん?と変な声。
何だよお前かよ、誰に掛けてるか全然分からなかったから敬語で構えちゃったよ、と急に早口になった。
いや、でもゼミ時代私たちそんな接点なかったから、むしろずっと敬語で会話してたけど、と笑うと、そうだったっけってトボけて彼も笑った。

通話口の奥から、あ〜何俺の電話でいちゃいちゃしてるの!と酔っぱらいの声が聞こえて、恐らく奪い取ったのだろう、あっ、と先程まで近くで聞こえていた声が少し遠くで聞こえ、再度また始めに電話を寄越した張本人の声が近くにきて、ねぇねぇ、と注意を引こうとする彼の顔は、きっとただでさえ笑うと細くなる目を更に伸ばしてニヤニヤしてるんだろうってことが容易に想像できるほどの声色で、そんなイメージをこちらがしているのも彼は知る由もなく、口を開く。

「ちゃんとやれてるの?奥さん。」

「え?奥さん?誰が?いつの間に?」

私に答える隙も与えず、それどころか完全に会話に置き去りにされたまま、ふたりの掛け合いを聞く。
知らなかったの?知らないって、いつ?まだ1年経ってないくらいだけど皆でお祝いしたじゃん、俺それ知らないんだけど、そりゃ都内にいないお前が悪い、仕事だから仕方ないじゃん、で?ちゃんと主婦出来てるの?と急に振られたから、うんまぁ、と当たり障りのない返事しか咄嗟に出来ず、うわ惚気られたー!と絶叫する薮ちゃんを他所に玉森くんは、大好き大好き言ってたあの人と結婚できたんでしょ?何があってもずっと手を繋いでいられるおじいちゃんおばあちゃんになりたいって言ってたもんね、幸せなんだね、良かったじゃん、とここ最近のゴタゴタを何も知らない筈なのに傷ついた心に言い聞かせるように優しく言うから、夕方には出来ずにいたある覚悟が何故か今決めることが出来て、うん私は幸せだしこれからもっと彼を幸せにするの、と宣言していた。

ははは、玉森くんと笑う。
改めておめでとう、末永くお幸せに、またねと彼が電話を切る。
そうだ、何があっても乗り越えて幸せになろうって雄一さんと誓い合ったじゃないか。
明日、彼がこの家に帰ってくる。
喧嘩したまま、行ってらっしゃいも笑顔で出来ずに送りだしてしまったんだ。
優しい彼はどんな気持ちで出て行ったんだろう。
何もなかったとはいえ秘密を抱えてしまったんだ。
大したことないと言う人もいるかもしれない。
そんな秘密は早く話した方が良いかもしれない。
でも楽になるのは自分だけで、優しい彼は傷つく。
ちゃんと奥さんをやるんだ。
今度薮ちゃんに聞かれたらハッキリ肯定するんだ。

今日は金曜日、明日はお休み。
今から部屋を隅々まで掃除しよう。
玄関は特にキレイにしよう。
少し寝て起きたら、空港まで彼を迎えに行こう。

おかえりなさいと笑顔で言うんだ。
きちんと仲直りするんだ。
弾けるワインと甘いフルーツを仲良く味わおう。
ずっとふたりで手を繋いで歩いていけるように。


私は、雄一さんの奥さんなんだから。





いやもう妄想が過ぎる。
ひどい。
けど悔いはない。
でもひどい、ほんとジャニーズに失礼。
なに途中ドロドロ小説紛いなことやってるの。
着地点が見えない。
たすけて。

そもそも恋人は中丸くんじゃないし、
花背負ってるご近所さんもいないし、
職場にあんなイケメン上司何人もいないし、
大学の同期にすらあんなイケメン居なかったし。
テレビの前でキャーキャーするのが私にはお似合い。

「奥さん、あなたの中間淳太ですよ。」

早くその破壊力味わいたい。
はやく奥さんになりたい。
来年には結婚しよう。




ここがしんどいよ -Love-tune CALL編-




Hey!Say!JUMPのRide With Meがとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?
しましたね。


じゃあLove-tuneのCALLがとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?
してないですね?
なので今からしますね。
というか、こっちが本命ですね!
とっとと行こう。






たまらんポイント①詞の解釈

歌詞の考察についてはとっても分かり易く、かつ彼らの背景とか諸々含めたすんばらしい分析と解説を他の方々が過去にして下さってるから割愛。


…と言いたいところなんだけれども。
ちょっと考察は少し後で。


初見した時はJr.のことなんかほとんど知らないような状態の頃で、ただただ彼らのパフォーマンス力の高さと勢いに圧倒されてた。


Jr.ってこんなにクオリティも技術もレベル高いの?最近腑抜け続きのデビュー組(どことは言わない)よりプロ意識高いじゃん!と慄いた。


でも歌詞を良く噛み砕いて見ると、こんな詞をデビュー前の彼らに歌わせるってキッツ!!って感想が先ず始めに出てきた。


そもそも今後Jr.がデビューする可能性は低いってニュアンスの事をジャニーさんが言ってた記事を読んだことがあるんだけど、もしもそれが本当ならあの歌詞はあまりにも酷だと思ってしまうのは私だけ?


例えば最初の掛け合いの歌詞。

I'd like to make it
結果でしょ?どうせ
空回るほど 何で?lose control
いつだってmake it better!!
そんなんで平気? 
shut up!!

いま自分たちが置かれている状況に対する焦燥感とか切迫感とかが凄く表現されているのがもう。
自問自答なのか言い合いなのか、必死にもがいてる様子が生々しい。


I don't wanna I don't wanna I don't wanna fuss
この目で全てを確かめたい

ここから少しずつ冷静に捉えて素直な感情を表に出してるのかな。
I don't wanna fuss  をそのままなら、"こんな些細な事で騒ぎ立てたくない"って訳せるけど、I don't wanna が続けて並んでるって相当だよね。建前で格好つけてるけど、本音は本気で嫌だ嫌だヤダ!!ってゴネてる様にも解釈できる。全然些細なことじゃないもんね。


Yes, I hate it and I'm scared
流れゆく時の中  埋もれてく様な My life

その通りだって認めたのは、嫌悪と恐怖かな。それもかなり強い。それが示すものは自分の人生そのもの?というよりかは、ここではJr.としての日々なのか。


まるでホラー(Hey!!)
like a walking dead(Hey!!)
Get up(Hey!!) Stand up(Hey!!)
生きるのさ(Hey!!)

ここまで意訳してきたけど、そんな日々(人生?)はそりゃホラーだよね。生殺し。歩く死人のようだって…よく例えたもんだ。気軽にヘイ!とか言えない(言ってた)。
でもここからだよね。起きろ!立て!生きろ!!って奮起するの。疾走感のあるサビに繋がってくの。もうありったけの力込めてヘイ!て言っていいかな。


限りあるこのSOUL乗せて 走れ 急げ
Let's party together now
抱えた Broken heart
一つになれば ほら Path to glory
Don't stop Don't stop
I hear the future call

限りあるって…恐らくだけど、デビューするまでへのリミットなのかな。年齢的なものか、熱意的なものか。彼ら自身が決めるのか、事務所の人間が決めるのか分かりっこない命って、ねぇ。だからまた焦燥感がやってきた。
でもこれまでと違うのは、同じ方向を向く仲間の存在が確かにあるってことだよね。
挫折とか悔しさとかは、皆が抱えているものだから、一緒に集まって補完し合おう、一つになって ” 栄光 ≒ デビュー? ” への道を拓こう。進め!止まるな!未来が待ってる声が聞こえるぞ!(超意訳)


Moving on & Moving on
アドレナリン Give me
進め 衝動が枯れる前に
I wanna get glory
そうさ like a ロシアンルーレット
託すようなもんさ 回せリボルバー

もう渇望しまくってるよね。
デビューしたいって言ってるもんね。(超意訳)
でもそれは運命に託すしかないって、よくこんな物騒なモノに例えたな。(褒めてる)
でもただ託すんじゃなくて、ちゃんと足掻いてるからね。回せ!って。形振り構わない感じが詞のスピード感を上げてる。


I believe it and I can do it
誰かと同じスピードじゃ
追いつけそうもない My dream

同じメロディーの所と対比させるなら、さっきの安井くんのパートは絶望って印象を与えるのに対し、萩ちゃんのこのパートは大丈夫!できる!って真逆に変わったんだよね。ゆっくり下降していく情景も、上へ上へと速度を増していく表現に180度変わって。


まるでそうさ(Hey!!)
like a time attak(Hey!!)
Ready(Hey!!) Get set(Hey!!)
突き抜けろ(Hey!)

time attak って何だろうって思ったら、比較的短距離の規定されたコースの周回タイムを競う行為のことを指すのね。
じゃあこれまでの解釈を踏まえると個人というよりかは他のJr.との競争と捉えていいのかな。直前の「誰か」も、グループ単位だとすれば腑に落ちる。
何となく、デビューできるかどうかは生き残り…イス取りゲームの様なのかなって勝手に思ってたんだけど、スピード勝負なのであれば納得。
準備できた?突き抜けろ!ってトップスピードに乗ったままサビに行くんだよ。やばくない?


限りあるこのSOUL乗せて 走れ 急げ
We can do it Let's get down
俺たちの明日を掴め 叫べ 歌え
Let's party together now
抱えた Broken heart
一つになれば ほら Path to glory
Don't stop Don't stop
I hear the future call
3 2 1 Let's go!!

1回目のサビと違うのが、
We can do it Let's get down
俺たちの明日を掴め 叫べ 歌え って部分なんだけど、
ようやく「俺ら」って複数人称が出でくるんだよね。
仲間がいるっぽいのは分かってたけど、最後の最後でハッキリ出してきたし、このメンバーで始めるぞ!行くぞ!っていう覚悟みたいな。しかも続く詞が胸にグッとくる。同じ詞でもヒートアップするよね。


Show me what you got Just do it!!
Bring it Now!!

コレ曲の冒頭にも繰り返し叫んでるんだよね。
見せてやるよ!やるしかないだろ!かかってこい!って。
出だしは威勢張ってる風にも取れるけど、最後の畳かけるところなんかは意味合いは全然違うし、寧ろ聞いてて爽快。ステージの一体感が最高に奮える。


サビの話に戻るけど、
I hear the future call の部分。
この呼んでるのはファンの声なのかな〜って思ったけど、未来ってとこが引っかかってだね。ひょっとしたら未来の彼ら?栄光を掴んだ彼らからの声?
だとすると、もしも今後Love-tuneがデビュー出来たとして、CALLを披露してくれた日にはエモーショナル過ぎて泣く自信しかない。

先に考察したJUMPのRWMもなんだけど、時を経てさらに味わい深くなる楽曲って素敵すぎる。
RWMのリリース当時は彼らのありのまま剥き出しの曲だって思ったけど、2016ver.としてお披露目された時もまさに今!等身大!って大興奮した。
CALLの歌詞に出でくる " glory " は今の彼らにとってのデビューに当たると思って解釈したけど、時が経てば新たな解釈が出来ると思うと…お願いだから、その時まで誰も欠けないで欲しい。






たまらんポイント②演出・演奏

Love-tuneの持ち味はやっぱりバンドもダンスもできる所なんだよね。
普通さ、バンドならバンド、ダンスならダンスって曲毎で専念するじゃない。
普通は。


でも!
そこは!
ポテンシャル高いLove-tuneさんですから!
やっちゃうの!
どっちも!!
武器が多いらぶさんカッコいい!!!


今までそんなグループありました!!?


バンドで始まったと思いきや中盤で全員のダンスパフォーマンスからのまたバンドですよ。
魅せ場だらけで本当ありがとうございます。


ステージ上の配置もね、まずドラムが中央にドーンと鎮座してるのが良い。しかも高台の上ですって。只でさえ、ドラムってステージから客席まで全部見渡せるのに加えてその位置が高いんですよ?そこに君臨するのが我らが萩谷慧悟ですって?
もう〜!みんな好きなやつ〜!!


ギターとベースはもとから可動域に制限がほぼ無いとして、キーボードの長妻くんがショルキーを手に入れたことによって6人が自由自在に動き回れるって?
ちょっと〜!プロ意識高すぎる〜!!


え!?
不動だと思ってたドラムも移動するの!!?


お披露目毎にパフォーマンスのクオリティー高めてくなんて、なんて子達なの!!!


特にね、2回目のサビからの演出が私もめちゃくちゃに好きなんですけど、もう目が離せない。
中心のドラムから客席に向かって一斉に散ったと思ったら左右にくるくる移動して最後にまたドラムを囲ってフィナーレって魅せるね〜〜!!






ほんと、こんなに感動を与えてくれる彼らが、早く栄光を掴めることを望まずにはいられない。


応援したいアイドルがいるって最高だね!


ここがしんどいよ -JUMP RWM編-




Hey!Say!JUMPのRide With Me(以下:RWM)がとってもエモーショナルだって話はもうしましたっけ?してないですね?
なので今からしますね。
関所だから。
とっとと行こう。





たまらんポイント①詞の解釈

歌詞の考察についてはとっても分かり易く、かつ時代への葛藤や諸々含めたすんばらしい分析と解説を他の方々が過去にして下さってるから割愛。


世間から揶揄されてきた世代ど真ん中の彼らにこの曲を歌って貰って、凄く励まされた同世代って多いんじゃない?


私やJUMPメンバー含め今25歳前後の人って、生まれてすぐバブルが弾けて、いつの間にか「ゆとり」と一括りにされて、気付けば失敗作扱いされていて、上からも下からもバッシングされる世代なんだよね。
特に社会人になってから、ゆとり世代って風当たりが本当に強いなって感じてて。どの年代にも誰かがやらかしてた些細なミスでさえ、個人や同期に留まらず上下2~3期まとめて「これだからゆとりは」って平気で烙印押されるからね、本当嫌になっちゃう。円周率は3じゃないし、お手て繋いでかけっこもしないよ。
でも大人の顔色を伺って生きてきて抵抗なんてできないから嫌味は笑って受け流すし、ちょっとやそっと傷付けても何も感じないくらい何度も心を殺してきたんだよね。
生まれてこのかた。


だからこそ歌詞が身に沁みるどころか傷に塩塗り込む勢いで痛い。曲自体が聴きやすいからサラッと流す分にはカッコいい曲だな~程度で聴けるんだけど、いざ歌詞を直視するとなると大量のエネルギーが要る。
そんなこと主張していいの!?か
強気過ぎじゃない!?
いい子で世間の望む通りにしないとまた叩かれるよ!?
何も出来ない癖に生意気だって言われちゃうよ!?
みたいな。ヒヤヒヤ。


でも同時に良くぞ言ってくれた!って思いも強くて。
今までの常識に嵌らなくてもいいんだ、自分たちの時代を切り拓いていってもいいんだ、って。
それまで雁字搦めにされてた見えない畏れとか枠から解放されて、この世代に生まれた私でも胸を張って生きることを許されたような、ある種の免罪符のようなものを感じています。


ここまでだと孤軍奮闘な感じがあるけど、なんせタイトルが「Ride With Me」だから。お手て繋いで一緒に高み目指したって良いじゃないか。むしろ、誰一人蹴落とすことなく見捨てることなくやってやろうじゃないか。悔しさ悲しさ怒り全部まとめてエネルギーに変えて新しい時代作ってやろうじゃないか。


最高にエモーショナル。






たまらんポイント②RWM発売当時

今さらながら、RWMってメンバー全員が成人してから初めてのシングルじゃないですか。
ちょうどその年2013年といえば、私にとってはJUMP沼まっしぐらになる黎明期なんだけれども、彼らにとってはアルバム出せなかったりアリーナ埋まらなかったり噂によるとマネジメントの派閥を直談判で異動させたりと、大なり小なりもどかしい切歯扼腕の年だっんじゃなかろうか。


そんな年の暮れにリリースされたこの曲は、そんな満身創痍な彼らを鼓舞しているようにも受け取れる。勝手な想像だけど。


歌詞もそうだけど、ダンスも当時これまでにない程に変化が見えた。9人という人数を活かして複雑なフォーメーション移動を次々とこなし、静と動の使い分けでメリハリがより表現されて、JUMP=ダンスの位置付けが出来たのはここからだと思う。あれから4年経とうとしてるけど未だに難しいダンスと評するメンバーもいるくらいの楽曲なのだ。


先日シングルのPVを一気に見たけど、やっぱりこの曲から急に大人っぽくなって、良い意味でギラギラしてて、熱があって、ちょっと背伸びしてて、Hey!Say!とんがってるJUMPって感じ。世間から受ける荒波に立ち向かう熱量と、スター街道に登っていくスピードが相まって、言葉にならない。






たまらんポイント③各現場の演出

誰が想像してたんだろう。
Ride With Me -2016-
今までこんな大胆なアレンジなかったじゃない。
だからそれを見た時の度肝の抜かれようったら。


話変わるけど、毎年セトリに入ってるRWM凄いね。
ビ◯ラ先輩はあんなにゲンナリしたのに。
裏を返せば、定期的に見ていても飽きないって凄い。他の曲も特効だったりダンスナンバーからファンサ曲に変更したりで演出は変えてるとはいえ、RWMほど演出の変化を付けてる楽曲って思い付かない。
特にsmartの無音ダンスは圧巻で、その当時は音声の故障?って思ったけど、ライトに照らされた彼らの動きがひどくゆっくりに見えるくらい、周りも目を見張って息飲んだ。呼吸すら許さないほどの無音。あんなの今までない。また白スーツって。映える。もう。


CARのカラフル衣装のRWMも良いけどね、やっぱりsmart最高!!って思ってた。
DEAR.見るまでは。


もうさ、何の曲始まった?って思うじゃん?
ずるいよ~、あんな演出ずるすぎるよ~。


ストリングスを効かせた音楽にダンスも前半大きくかえちゃって…もう本当考えた大人、大正解。
バイオリンとか体幹ダンスとかもう、大好物。
暗闇で見た白スーツの彼らはゆっくり見えたけど、この時の彼らは本当にゆっくり、でも獲物を捕らえるかの様に細部まで神経を研ぎ澄まして動いてた。


ライブもなんだけど、Mステのウルトラヒットメドレー、あれはJUMPに惚れ直した。
ちょっと最近弛んでるんじゃない?って思ってた時期だったから余計に惚れ直した。まず衣装が赤と黒が基調になっててシルバーでアクセントが効いていてシンプルかつ色気のある大人へ成長したことを分かり易く可視化させてた。
カメラワークも良かった。下からのアングルで舐めるように全員映していくとことか、肝のバイオリンダンスは上からくるくる回る様子がライブより分かるとことか、思いっきり引きから寄せたり逆をしたりで見所溢れるとことか、本当にカメラさんありがとう。髙木くんのネックレス外れちゃった一部始終も漏れなく追えました。
あとは鬼気迫るものがあった。皆手を抜かずに踊ってくれたことは勿論だけど、あの放送であえてメッセージ性の強いRWMを選んでくれたことに何かメンバーなりの、事務所なりの訴えがあったのかな。


2013年の時はちょっと背伸びして、強がってる様にも見えたのね。でもここ3年くらいの間にファンや仕事が倍増して、もう十分身の丈に合った楽曲にまで彼らが成長したなって感慨深くなった。逞しいな。
この歌詞の通り、新しい道を拓いて描いて進んできた未来は今まだ途中なのかもしれないけど、ひとつの楽曲を通して成果を魅せてくれるって、ほんと胸が熱くならない訳がない。




これからも、そんなHey!Say!JUMPを見続けて行きたいし、乗り遅れないように私も成長していかねば。


同世代に応援したいアイドルがいるって最高だね!






25歳、春。見合いをする。





「明日と明後日、いつ空いてる?」

そんな母の一言ではじまった。




時は大型連休真っ只中。
外出していた母が、晩ご飯の時間を過ぎた頃に帰って来るや否や冒頭の様に聞いてきた。

んー、明日は夜プチ同窓会で、明後日は友達とランチだけど、何?
ってまぁ至って普通に尋ねるじゃない。

そしたら何て返ってきたと思う?




「あのね、お見合いの話を頂いたの」




ん?

お見合い?

誰が?お姉ちゃん?





「ううん。小春ちゃん





ん?






んん〜〜〜〜〜⁉︎




お見合い?
お見合いってあの?
着物着て?
仲人さんがいて?
釣書とか用意するやつ?


鳩が豆鉄砲くらうとはこのことか。
状況が全く理解出来ていない焦る娘をよそに、淡々と余所行き着から部屋着へと着替え終えた母は

じゃあ、明日の昼すぎか、明後日の夕方以降なら大丈夫って相手方に伝えるから。

そう言って、小さな画面に向かって指をせっせと動かしていた。

何やら面白そうな空気を感じ取った姉は、【相手方】とのやりとりを覗き込みながら「この言い回しにしたら?」などとアドバイスしながら、ついでに事の経緯を聞き出していた。

なんでも、仕事で何度か顔を合わせたことがあるご婦人から、お宅のお嬢さん、うちの息子とどうかしら?とお声が掛かったそうで。



なるほど。
でも待って。あなた娘は2人いるじゃない。
普通年上からでしょ。なんで私?

って思ったけど、冷静に考えて
お姉ちゃんはバリキャリ。結婚願望なし。
わたしは普通のOL。結婚願望あり。
そりゃ後者に白羽の矢が立つわ。



ごめんね。愚問だったね。
けど、なぜ母に年頃の娘がいることが分かったのか。

実は一年ほど前に、イケメン芸能人が見れるからという理由で母の仕事についていったことがあった。その時に相手方の目に留まったようで、後に何度か母に接触して機会を伺っていたそうな。



話は分かった。
でも急すぎない?

それが、他県にある企業に就職して大型連休中くらいでないと実家に帰ってこないらしく、向こうへ戻る前に一度会うだけでも、ということらしかった。



まあね、今わたし恋人いないし。
それっぽい人とはよく分かんない感じだし。
最近はジャニーズに浮かれてばっかりだし。
結婚はいつかしたいし。
でも婚活は全くしてないし。

面白そうだし、話のネタに会うだけ会うか。


と、かるーい気持ちで考えていたその時。
明日の昼すぎになったよ、との報せが。




25歳、春。お見合いします。



忘れてしまう前に



近ごろ物忘れが増えた。

カタカナの「ヌ」が出てこない。
毎日会う人の名前が浮かばない。
何を買う予定だったのか思い出せない。


出てこない。浮かばない。思い出せない。
そんな事柄が増えた。



幼少の頃と比べると更に物忘れが増えた。

あの日決意したはずのあの熱い気持ち。今は出てこない。
あれもしたいこれになりたい。今は少ししか浮かばない。
あの時確かに目に焼き付けたはずの情景が思い出せない。


出てこない。浮かばない。思い出せない。
心がおおきく奮えたはずなのに。



きっとこれからもたくさん忘れていくんだろうな。
いま抱いてる色褪せて欲しくない感情も容赦なく忘れてしまうんだろうな。

と、センチメンタルに浸るのもこれくらいにしておいて。





さて、わたし最近あるグループに嵌っておりまして。
ジャニーズJr.のLove-tuneってグループなんですけど、自分よりほぼ年下の方々で構成されておりまして。Jr.に関心を持つなんて数ヶ月前の自分に伝えたら絶対に信じてもらえないけど、色々あって姉に布教されて見事落ちまして。
加えて知れば知るほど、日が経てば経つほどに抱く印象が変化しておりまして。



やばい。
これは確実に心の変遷忘れるヤツだ。



何故かってね、もうひとつ応援してるグループがあるんですけど、Hey!Say!JUMPってグループなんですけどね。かれこれ片手分くらいの年数過ぎる間にメンバーに持つイメージが激変してまして。
無理や、この人だけは好かん。と思ってた過去の自分を踏んづけてやりたいくらい変わりましてん。
でもご存知?わたし物忘れ酷いんです。だから当時のことなんて、誰にどんな印象抱いてたなんて、どんな熱量を持っていたなんて、ふんわりとしか頭にないの。悲しいけど。

だから今ある気持ちを書いて残して置けば、未来の自分は悲しまない。ううん、むしろ懐古出来てニヤニヤできるよね。分析したり比較したりするの、好きだもんね。ワタシって天才。



だから誰も得しないけど、いつかの私のためにポチポチ打っていきます。







ごめんなさい。一番苦手。マジニガテ。

ド初っ端から何言ってるんだって感じでしょ。でもこの類がほんとうにダメ。エースとか主役級の人がダメ。

昔っからそうだ。戦隊モノのレッドよりもブルーやグリーンが好きだし、少女マンガのヒロインと結ばれる男の子よりも噛ませ犬役の方が好きだ。ど真ん中でキラキラしている、実力も人気も兼ね備えた存在が自分には眩し過ぎてホントだめ。

だからJUMPに落ちた時、俺らの絶対エース・山田涼介のアイドルとしての完成度や向上心の高さは認めても好きになることは一生ないって思ってた。マジで何様なんだよ私は。でも今は抱いてってくらい好き。マジで何様なんだって私。ほんと踏んづけてやりたい。

こんな経緯があるからね。どうせ今は苦手とかナントカ主張しておいたって、あと数ヶ月もすれば「安井くんかっこいい…好き…」って言ってるから。

だってほらド新規の私だって知ってるよ。Jr.の中でのMC力は頭何個分もずば抜けて高いし、この前の運動会で錚々たる出演者の中いの一番にマイクに声を通す役を請負ったし、埼玉のデジチケ事件だって開演まで先頭に立って対応してたってこと、私ですら知ってるよ。

だから、私的今すぐ報われてほしい(要は事務所早くデビューさせんかい!!)Jr.の中のひとりになってる。

そんな彼を一番苦手とか言ってるトンチンカンな人は一体どんな奴なんだろうね!ね!!

まぁ一応ね、Before・Afterを近い未来するのであればココが苦手ってところを残して置かないとすぐ忘れちゃうから。書きます。

Love-tuneを知る前に中島健人くんのソロで彼を見てた。すっげラブホリ先輩と曲中に1対1で絡んでるぜ
。他のJr.とは一線画してるぜ。安井くんすっげ。でも何か苦手。

歌って踊る彼を見た。どセンターでダンスしてるよ!歌上手くない?ダンス上手くない?カメラワークに愛されちゃう特効の炎まで味方につけちゃう、恐ろしい子…!でも何か苦手。

トークの中心にいる彼を見た。常にマイクを構えてチャンスを逃さないし、フォローも素早い。良く見てる。ムダが無い。目上を立てるのも嫌味がない。出来る。出来るわー。やり手営業マンみたい。え?何?違う?その小さな体を利用して誰かの彼女ポジの座に常に君臨してるの?BODYへのtouchが駆け引き上手な小悪魔OLの様なの?…ほんとだ。あざとい。あざといわー。なんて自然なの。どちらにしろ出世するタイプだわー。そういう強かな人、嫌いじゃないよ。


私なんで安井くんのこと苦手なんだろう。







真田佑馬

ちょっといいですか?
あなた有岡の大ちゃんに似てません??

似てる?いや、そうでもないか。いやいや、似てる。似てるって!!って今のことろ見る度にこんな反応。
骨格とかは違うけど目元?雰囲気?表情?なんか彷彿とさせるダイキアリオカみ。

それにしても歌とダンスが上手。見てて安定感がある。言葉のひとつひとつが聴き取り易いから?重心がちゃんと落ちてるから?動きは大きいのにムダでは無いし、逆に跳ねたりしてる動作が全体の熱量増大に一役買ってる。それでいて声がブレてないから魅せ方の経験値が高いんだろうな。

ごめんね、ギターは全く分からん。

ABCの塚田くんとWESTの濱田くんによる楽屋訪問の時、2人を見事騙せてすごいね。涙なんて出せない。何?彼は演技派だって?え?1リットルの涙にも出ていた?え??弟???えー!!あの!サッカーの!!大きくなったねえ!!!そりゃ演技派だ。納得。

待って。じゃあ生田斗真くんや風間俊介くんのようにデビューせずに舞台やスクリーン上で輝く可能性もあるの?いやでもギターがいないバンドなんて成立しないよ。しないからね。ね!事務所!!聞いてる!!?
めっちゃ面白い人。
SixTONES との情熱的なグループ対決、めっちゃそこだけ何度も見た。めっちゃ面白い。

誰があの構成考えたの?始まる前から笑いを生むし、オチまであるし、最後まで目を離せない。私もそうだー!って叫びたい。台本だとしても煽り方が上手。エンターテイメントとして完成度が高い。

初見のmasterpieceの時は普通に二枚目枠だと思ってた。でもこういうところを見ると三枚目って言われるのも納得。確かにめっちゃ面白いよ。でもダンスしてる時、ほんっとカッコいい。迫力があってパワフルで見ていて気持ちがいい。でも元気有り余り過ぎてちょっと怖い時もある。でも学ラン着てハチマキして踊った桜援歌は凛々しすぎて私の心が清廉な女学生になった。木陰からこっそり見ていたい。いい男すぎる。とまぁコロコロ印象変わる変わる。

今後諸星くんへ抱くイメージがどれだけ変化してるのかが実は一番たのしみ。






森田美勇人

体幹オバケ。
君に度肝抜かれなかったら今の私はいません。

ほんと重心どうなってるんだろう。腕とか足を勢いよく伸ばす動きでそのままその方向へ吹っ飛ぶんじゃないかってヒヤヒヤする。重心の移動が忙しいものの体幹がしっかりしてるから吹っ飛ぶとこは無いけど。でもこの視覚的にハラハラさせられるから一気に魅せられるんだろうな。

セルフプロデュース上手い。ダンスの動きに小技が多くて世界観を作ってくる。表情とかポージングがいちいち決まる。どこ切り取っても大丈夫。

ごめんね。ベースは分からん。

あとさ、名前すごいね。実は名前だけは姉経由で前から知ってた。
ミュートってなんだ?外国の方?ああ、違うのね。え?漢字なの?なんて書くの?え?美しく?勇ましい?人?ええ〜〜。こんな名前ついたらプレッシャーだって〜〜。 え?ちゃんと美しいの?グループ掛け持ちしてるくらい仕事人なの?ふーん。すごいね。でもJr.だから興味なーい。
ってその時そのまま放置してしまった自分を踏んづけてやりたい。
名は体を表すって云うけど、まさにその通り。

とってもクールなのにポンコツなんでしょ?ビビリなんでしょ?リアクション王なんでしょ?
おかしい。私調べだとクールで仕事人なイケメンは可愛い要素なんて持ち合わせてないよ。魅力の塊すぎない?
天は二物も三物も与えてるの?そりゃ与えたくもなるよね!私が天なら間違いなく与えてる。

こりゃ人気なのも分かるわ。







かわいい。
かわいい。
かわいいかわいい。

やばい語彙力がなくなる。

今でこそ萩ちゃんにデレんデレんだけど、まぁそれに至るまでが長かった。
私をこの世界へ引きずり込んだ姉に、何度も何度もこの子見て!と言われていたのにも関わらず、Jr.ってだけで総スルー。ほんと、当時見向きもしなかったこのド新規を踏んづけてやりたい。

まぁ、魅力をひとつひとつ挙げていこうかな。

まずドラム。
私も昔齧ったことあるから、バンドを見ると先ずドラマーに注目する。打楽器って名の如く叩けば音が出せるけど、どんな音を生み出せるか演者で全く違うの。うるさいだけの人もいるし、深みのある音で魅了する人もいる。
萩ちゃんは曲にもよるけど耳馴染みが良い音。割と凄いテクニックでもスルっと入ってくる。音が丸い。主張するとこはガンガン鳴らすけど、全然耳障りじゃない。良い意味で収まりがいい。
以外とこれって難しくて、音が割れて不快になる人もいるの。
あとはリズム感。これが正確じゃないとお話にならない。萩ちゃんに驚嘆したのがリズム感なんだけど、まぁ正確。走らない。演奏して、踊って、また演奏。なんてしてたら体内感覚乱れそうなんだけど、崩れない。すごい。普段はテンポも乱れずできても熱が入ると早くなったり連打のところで転けたりする人が多いけど、そうならない。超失礼だけど音流してる?って思う時があるくらい人間メトロノーム。でもたまにボロボロの日もあるから大丈夫?悲しいことでもあった?萩ちゃんも人間だもんね。そういう時もあるよね。よしよしよしよし〜ってムツゴロウさん化して慰めたくなる。我ながらヤバい。
あと他の楽器みたいに音階がないから(本当はあるけど)外しても誤魔化せるけど下手だと誤魔化してもバレるのね。スコア知らなくても聞いていて変だから。
散らかっちゃうんじゃないかって要所をしっかりコントロールしてる萩ちゃんほんとテクニシャン。

他にもドラムに関してはあるけど、かなり長くなりそうだから割愛。

ももうひとつだけ。そもそものきっかけのひとつがJUMP中島裕翔くんに憧れて…とか私的にかなりの胸アツでしんどい。ありがとう。しんどい。

要はドラムに心鷲掴みにされましたってこと。


あとは萩ちゃんのキャラクター。

なんなの。頑固でどSで亭主関白な一面もあれば世話焼いて家事力も高いお母さんな顔も持ってて、反抗期の息子みたいに唯我独尊になることもあり、構ってちゃんでそれが容認されるほど愛され甘やかされてる箱入り娘なの?

無敵。萩ちゃん無敵すぎる。
全面降伏。
私の中のみくりさんも熱弁して思わず荒ぶっちゃう。

どうやったらこんなかわいい人ができるの。
萩谷家は今すぐに子育てhow-to本出して。

今まで結婚したい、恋に落ちたいジャニーズはそこそこいたけど、息子にしたいって感情が一番厄介じゃない??手を出したらいけない領域に来てしまった感半端ない。

「萩ちゃん思考ヤバい問題」って安井くん言ってるけど、私の思考も相当なのは自覚してる。

ちょっともう萩ちゃん割愛してまた別枠でやろう。キリがない。







華やか。まぁ華やか。
ザ・ジャニーズ。

でも初見は何年か前のAAAの與くんにしか見えなくて、真ちゃん真ちゃん言ってた。姉に紛らわしいって突っ込まれた。

masterpieceもかっこよかったけど、FIRE BEATでの彼のパート歌い出しが雄々しくて、あー今ので何人か落としたな。って分かるくらいあれは彼のターンだった。

まだよく知らないけど、人気なんだなってことだけはめちゃくちゃ分かった。







この子は絶対髪の毛短い方がいい。

masterpieceの時のあの髪型、個人的にどうしても苦手で。初見した時の彼への感想が「売れないホスト」なくらいカッコよくなかった。(個人の感想です)

でもある日短くなってて、姉にこんなイケメンいた?って聞いたら「ホストだよ」って返ってしたから本当びっくりした。別人じゃん。(個人の感想です)

この子もまだよく知らないかな。
え?山Pのドラマ出てた?9時5時?
え〜〜!!









って発見がこれからいっぱい出てくるんだろうな。

ひとまず今の彼らに思うアレコレを書き残したんだから、これを書いたことまで忘れるなよ。わたし。



はい、落ちた

 

 

まさか

まさかの一言に尽きる

 

 

生まれてこのかた四半世紀

数多の芸能人に憧れを抱き心躍らせてきたけれど

3つも4つも年下の人間に嵌ることなんてなかった

 

 

上は祖父くらいの年齢の俳優でも余裕でときめける。

しかし下は無理だ。せいぜい1つ下くらいまで。というかこの年代、分野問わず人材豊作すぎる。

 

 

だから昨年あたりからジャニーズJr.に熱を上げていた姉に

「あんたこの子絶対好きだよ」

と勧められても、始めは見向きもしなかった。

だって今夢中になってるグループあるし、Jr.なんてほとんど年下でしょ?ないない、と。

ですが今はどうでしょう。すっかりツボに嵌ってる。予言が的中している。

 

 

 

♪〜 この日をずっと待ち望んでいたお姉さん。ここまでの道のりは決して楽ではありませんでした。

ジャニーズ好きにも関わらずJr.には一切目を向けず「え?年下だよ?」と冷たい視線を向けていた妹のせいで、住んでいる地域で唯一見られるJr.出演番組『ザ少年倶楽部』ですら肩身の狭い思いを強いられながら視聴する日々。

すぐに一杯になるレコーダー容量。懸命に編集しディスクに落とせど、読み込みに時間がかかり見たい時にすぐに見られない。極わずかなお気に入りのシーンのみHDDに残し、他の家族の邪魔にならない隙間時間に再生という容量だけでなく身までも縮める生活。そんな居心地の悪い我が家をリフォームすべく、匠は立ち上がった。

彼女がまず取り掛かったのは妹のJr.への興味のなさの壁を壊す作業。『ザ少年倶楽部』の布教である。妹が好きなHey!Say!JUMPはもう出演していないにしろ、WESTやSexyZone、ABC-Zといったデビュー組は時折出演し、かつ先輩曲のカバー曲披露が全体のおおよそを占めているその番組。堂々と少クラを見たいなら、正面からぶつかるしかない。長い月日をかけてでもじわじわと興味を示してもらえたら…そんなおもいで出来の良い場面を選りすぐり、ひたすら再生してその日を待ちました。

すると、なんということでしょう!彼女の作戦は功を奏し、妹は次第に全く興味のなかったその動画に目を向けるようになったではありませんか!それに乗じて妹が好きな系統のJr.を勧めてみたところ、ある日を境に彼の出演している場面を再生しているではありませんか!なんということでしょう!!!(CV.加藤みどり)

 

 

自分が録画・編集した少クラを見て、自分が勧めたそのJr.に落ちてく妹を見たときの彼女の表情ったら。まぁ勝ち誇ったそれでしたよ。姉の高笑いが聞こえました。まんまとしてやられた。くっそー。覚えてろよー。礼はしっかりくれてやるからなー。ありがとよ!

 

そんな茶番がありまして、そのJr.に至るまでの過程を何か残しておかないとオバさんすぐに忘れちゃうから書き記しておこうかなとひとつ思い立った次第です。あとは単純に文字に起こして時系列順に整理して分析したいってのもひとつ。

以下、超ミーハー野郎が出現することを先にご報告いたします。

 

 

 

 

 

~ジャニーズを知る~

そもそも親の教育方針なのか習い事漬けで自分の時間がなかったからなのかNHKやニュース以外でテレビを見る機会がほとんどなく育ってしまう。そのためクラスの子が前日放送したドラマやバラエティ番組の話題で盛り上がっているのに全くついていけず、ジャニーズなんてSMAPくらいしか知らない状態。中学に上がる頃にテレビようやく解禁。

そしてそれが偶然ジャニーズドラマ豊作の時期と重なるんですけど、その当時見た作品が

ごくせん(2)

ドラゴン桜

野ブタ

花より男子

1リットルの涙

 

見て。このラインナップ見て。

ただでさえ諸々免疫ないのに、いきなりこんな名作ばっかり。しかも多感な思春期真っ只中。何これドラマってこんなに面白いの⁉︎って世界広がる広がる。百聞は一見に如かずって言うけど(それまで友達にあらすじ聞いてた)もうそんなレベルじゃない。真夏でカラッカラになって水くれ〜水くれ〜って渇望しつづけた後に飲む水って水道水でも最高に美味しいのに、与えられた水が厳選湧き水とかのレベルだからその衝撃ったら。あれから干支も一回りしたけど、同年代の方と未だに熱く語れる自信があるよ!

この時はジャニーズの特定の誰かというよりは、ジャニーズ出演のドラマに嵌ってたかな。でもジャニーズに目覚めたのは間違いなくここ。

 

 

 

 

〜気になる人ができる〜

すっかり色んなドラマや映画に陶酔し、気になる人がようやくできる。でもジャニーズじゃなかった。デビューしたてのスターダストの俳優だった。顔も整い肌もキレイで手もキレイ。でも性格はヘタレ。当時付き合ってた人も手がキレイでイケメンでヘタレだった。加えてマザコンだった。マザコンはさて置き、このタイプは未だに好きだ。ジャニーズ出演、特に山Pと錦戸くんの作品は割と漏れなくチェックしていたものの、まだ特にこの人!というはなく。

ジャニーズ好きの友人や先輩の影響で今日Mステにこのグループが出るから見てね!と布教され音楽番組を見るようになり、ジャニーズのデビューグループは把握できるようになるまで成長。その瞬間瞬間できゃーカッコいい!とはなるものの、まだまだ特定の人物に興味を引かれることはなかった。

そんな状態がかなり長いこと続いたら、知らない間にKAT-TUNの中丸くんに夢中になってた。ほんと知らない間に。キッカケ本当に覚えてない。でもRESCUEの前には好きになってた。「結婚するなら中丸くんみたいな人が良い」って言ったら家族に全力でダメ出しされたけど、今でも結婚するなら中丸くんが良い。

この話は長くなるから今回は一旦保留。

 

 

 

 

〜気になるグループができる〜

中丸くんに埋没する日々を送るながらも、彼が属するグループのことはそれほど、という熱量だった。辞めたメンバー含め好きだし、曲なんか大好きなの本当多いんだけど、やっぱり恐いイメージがどこかあったからかな。ほら、私ヘタレ好きだから。

それから高校に進学し、クラスにいたJUMPの薮くん大好きな子と席がよく近くなり、ちょくちょく話を聞いてた。その時はアイドルなのにサーカスしてる変わったグループとしか思ってなかった。数年経って知念くんファンの幼馴染が見せてくれた折鶴魂の衣装を着た彼らに対し「えー!サーカスじゃなくなってる!!」と超失礼な感想を抱き、Qさまに出た伊野尾くんを見て「こんなにカッコ良い人いた?増えた?」と超失礼な認識をし、亀梨くん主演のドラマに出てた大学生役の裕翔くんを見て「何この好青年!え!野ブタ。の弟⁉︎え!まだ最近まで小さかったのに!え!!」と超失礼な再発見をする。定期的にJUMPの布教を複数の友人から受けていたのにも関わらず私の中ではジャニーズと出会った当時のままだったから、情報をアップデートすべくJUMP出演のドラマや楽曲を調べまくった。この時既にこのグループに落ちてた。

 

 

 

 

〜姉からのJr.布教活動が始まる〜

そんなこんなで中丸くんとJUMP、特にいのゆとをゆる〜く愛でる日々を送って数年が過ぎた。一昨年か昨年くらいから姉がSexyZoneの勝利くんがカッコ良いと言い出すようになったので自分の耳を疑った。え、アナタ本気?妹より、弟よりも年下相手に何言ってるの?と思わず声に出してしまった。それより、これまで私が嵌ってきたジャニーズは悉く好きになれないみたいな感じだったのに、そこ?姉妹で好み違い過ぎるなぁと改めて思った。でも私の好みも家族に理解されないから姉の好みに関してもお好きにどうぞ、と一緒に興味を抱くことはなかった。

またある日、姉が見て!これ勝利くんカッコ良いの!と編集された少クラを一通り視聴させられた。あのさ、私も仕事終わりで疲れてるしセクゾは興味ないんだけど〜、と文句垂れながら一応見た。この時完全に姉の策に掛かってた。

姉の説明を聞きながら、そうだね〜顔面恐ろしく整ってるね〜と淡々とほぼ流し目で見たものの、時折ハッとさせられるところがあった。

ラブホリ先輩が雄々しく魅せるBAD BOYSや菊池くんの歌詞マチガエタゴメンナサイ案件は私をその動画に集中させるのに十分すぎる効力を持っていた。なにこの人たちちょっと面白い。だからいつの間にかJr.のパフォーマンスになってもちゃんと見てた。

姉によるジャニーズJr.布教活動が本格的に始動した。

 

 

〜布教活動 SnowMan〜

姉曰く超動けるダンサー集団。

まずはHIGHER!FLY!を見た。あーほんとだみんなすごいね動けるね。とまぁ中盤まで単調な感想だった。ところがどっこい最後の深澤くんに全部もってかれた。感想聞かれたけど「とぅーとぅーとぅーじえんど?の悪そうな表情と口角ヤバい」って答えたら、そこ?しかも歌詞違うって怒られた。でもしばらく深澤くんのことは「とぅーとぅーとぅーじえんどの人」って覚えて呼んで楽しんでた。あとは岩本くんは昔恋仲だった人にめちゃくちゃ似てて、あー、私やっぱりこういう系統の顔の人好きだって再確認。

その後V6のSky'sTheLimitを見て、純粋にJr.レベル高いなって度肝抜かれた。ダンスは本家よりこっちのが正直断然カッコ良い。

ダンスもダイナミックで見応えあるし、何より本人達のパフォーマンス力が高いので、いつデビューしてもおかしくないな、というのが今の印象。Jr.見る目変わったって伝えたら姉は喜んでた。

 

 

 

〜布教活動 SixTONES

姉のお気に入りがいるグループって印象。

初めに見たのがダンスナンバーみたいなやつで、パフォーマンスは文句無しの出来で心奪われるんだけど、やたら目を惹く動作が秀麗な色白美人がいる!ってびっくりしたら京本政樹の息子で更にびっくり。じゃあ私の大好きな東宝ミュージカルのエリザベートでルドルフやってるJr.ってこの子⁉︎私は芳雄ルドルフしか認めないわよ!認めない、よ!認め…待ってお姉ちゃん京本ルドルフの公演、なんで内緒で自分だけチケット取ってるの!!ずるい!!!

ってやりとりがリアルにあったから恐ろしい。

でも姉のお気に入りは美人な彼だけじゃなかった。ほくほく北斗もお気に入りだった。ほくほく北斗ってなんだよ…(ドン引き)。はじめ彼の良さが1ミリも分からなかった。でも何きっかけだったか何かのダンスでやたら目を惹かれて、隣で見てた姉にこの人体幹すごいね、っていったらまぁ嬉しそうに語ってくれた。見た目ボク文化部なので体育はちょっと…な癖に空手黒帯とか、この方ギャップ多くない?なるほどなるほど、確かに沼。

確かにKAT-TUNは髣髴とさせるけど演出方法とか面白いの多いし、二番煎じとかじゃなくてちゃんとグループ色確率させてるからすごい。この人たちもこのまますぐデビューしてもおかしくない印象。というかデビューしたら姉が喜ぶから事務所の偉い方お願いします。

 

 

 

〜布教活動 Love-tune

ここまでSnowMan、SixTONESの熱心な売り込みを受け、Jr.のレベルの高さ・層の厚さに驚嘆。何人か名前と顔が一致するようになってきた。そんなある日、毎週更新されている姉編集の少クラを見てある曲に魅入った。Love-tuneのmasterpiece だった。

何この完成度の高さ!歌もオクターブ変えてて小気味良い!ダンス!ダンスかっこいい!体幹ヤバい!体幹オバケがいる!!重心どうなってんの!!フォーメーションどんどん変わるしアクロバットもしちゃうの⁉︎何より全員の気概が湧き出てテレビのこっち側まで呑み込んでくる!!とい桁違いに圧倒された。これ以上ない程興奮して、すぐ隣でリモコン握っていた編集者に戻して!今のもう一回見るから戻して!!って捲し立てた。3回は連続で見た。

こんなグループがあるなら早く言え!と食ってかかると姉は一言「JUMP好きなら絶対好きだよって言ったじゃん」。いや、覚えてないし。本当に言った?「言った。バンドもダンスも両方やるグループが最近できたって結構前に言った。あんた特にこの子とか絶対好きだからとも言った」と知らない間に2度目の予言をされるも、この時は体幹オバケの森田くんの身体能力の高さに慄いて見向きもしなかった。

すっかりLove-tuneに心奪われ、休日に動画サイトで過去の少クラを漁り始めた。その時一番上にあったのが、CALL。あぁ、バンド曲なんだと認識したら割とすぐに楽器から離れたよ?あれ?離れちゃうの?とこっちが動揺してる間にガシガシ全員踊ってる!荒削りだけど曲調と相俟って逆にパワフル!とか注視してたらまた楽器に戻ったよ?あれ?戻るの?と再度動揺して間も無くドラム音。え〜〜!!本当に両方だ!!新しい!!てかバンドに戻る時スマートすぎる!ドラム上手すぎ!!私も昔ドラム齧ったけど彼レベル高くない⁉︎あんなのできない無理!!ギターとベースはよく分からんけど演奏してる彼らが順々で歌うのズルい男前!!てかドラム!スティック捌きのテクニックえらいことになってますやん!歌いながら⁉︎しかもお上手!良い声!リズム感オバケ!!人間メトロノーム!!可愛いお顔でなんて男だ!!てかステージ上この配置にした大人ほんっっと天才!!!とまぁ大興奮。気になった動画片っ端から開いてグループにもどんどん嵌るし、ひとりひとりにも注目してトークとか取材とか見るとまぁツボな子がいて。

まぁ貴方ドラムだけじゃなくて多趣味なの?ストイックなの?頑固なの?真面目なのに奇行もしちゃうの?自分でお弁当も作るの?でも食に興味ないって安井くんに言われるの?結局どうなの?ここ重要だけど、お母さんのこと大好きなの?…はいカワイイ。息子にしたい。恋したいとか結婚したいとかではなく、母になりたい。母性本能擽られすぎる。完全親目線。片手分も年違わないけど。

もう遂に先日姉に「ねぇ、萩ちゃんが沼でヤバい」と漏らした。すると姉は、「だから私は最初っからそう言ってる」と笑った。これで録画容量の味方が出来たと零したのを妹は聞き逃さなかったぞ。

 

 

 総括。

自担がひとり増えました。

姉の策だったのか予定調和だったのかは分からないけど、ありえないと思っていた年下だったけど。

萩谷慧悟くんに落ちました。